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ペルシカリア・アフィニスはタデ科イヌタデ属(ペルシカリア属)の多年草である。
原産地は中国の雲南省からネパールにかけた地域である。
標高3000~4500メートルの高山の岩礫地に生える。
そこからヒマラヤ虎の尾(ヒマラヤトラノオ)の流通名がある。
また、ペルシカリア属はポリゴヌム属(Polygonum)とシノニムである。
そのため、ポリゴヌム・アフィネ(Polygonum affine)という学名もある。
草丈は10~25センチくらいである。
根際から生える葉は倒披針形である。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~10月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、ピンクないし紅色の花をたくさんつける。
花びらのように見えるのは5枚の萼片である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Persicaria はラテン語の「persica(モモ)」からきている。この属の植物の葉がモモの葉に似ていることから名づけられた。
種小名の affinis は「近似の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Persicaria affinis
★正体を突き止めるのが大変だ
野草ファンはあれこれ名づけ

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