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植物図鑑ブログ

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浜辺野菊(ハマベノギク)はキク科ハマベノギク属の越年草である。
日本固有種である。
本州の富山県から九州にかけて日本海側に分布し、海岸の砂地や岩場に生える。
山路野菊(ヤマジノギク)の近縁種である。
草丈は20~30センチくらいである。
茎や葉には毛が生える。
茎は根際から倒れて地を這い、先で直立する。
根際から生える葉は幅の狭い倒卵形で、開花時期には枯れる。
茎につく葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚い。
開花時期は7~11月くらいである。
花径30~40ミリの花(頭花)を茎先に1輪ずつつける。
舌状花の色は白ないし淡い青紫色である。
管状花は黄色である。
花は先で立ち上がった茎先につくが、茎がはじめから立つものもあり、山路野菊(ヤマジノギク)へと移行する。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Heteropappus はギリシャ語の「heteros(異)+pappos(冠毛)」からきている。筒状花には長い冠毛があるが、舌状花にはごく短いものしかないことから名づけられた。
種小名の arenarius は「砂地に生える」という意味である。
写真は9月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Heteropappus arenarius


★訪れる機会少ない土地に咲く
 浜辺野菊に愛しさ覚え




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