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植物図鑑ブログ

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熨斗蘭(ノシラン)はユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
分類体系によってはスズラン科とされる。
本州の房総半島から沖縄にかけて分布し、海岸付近のやや湿った林の中などに生える。
また、庭園の縁取りなどに利用される。
海外では、韓国の済州島にも分布している。
和名の由来は、茎も葉も火熨斗(ひのし)で伸ばしたように平べったいことからきている。
火熨斗(ひのし)とは昔のアイロンのことである。
白縞熨斗蘭(シロシマノシラン)はその園芸品種である。
特徴は葉に白い縦縞が入ることである。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は厚く艶のある線形で、先は垂れ下がる。
開花時期は7~9月である。
総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)をなし、白ないし淡い紫色の小さな花をつける。
花被片は6枚で、花は下向きにつく。
花の後にできる液果状の実(種子)は濃い青色に熟する。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。
種小名の jaburan は「ヤブラン」のことである。実際にはヤプランは別の植物である。
品種名の Argenteo-vittatus は「縦に銀白色の太線のある」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Ophiopogon jaburan 'Argenteo-vittatus'

★俯いて咲く熨斗蘭の葉を見れば
 縦縞模様涼を誘いて




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