×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
細葉海蘭(ホソバウンラン)はゴマノハグサ科ウンラン属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
日本へは大正時代の初期に観賞用や薬用植物として渡来した。
繁殖力が強く、北海道から近畿地方にかけて野生化し、道端や草地に生える。
草丈は20センチから80センチくらいである。
茎は円柱形で、直立する。
茎に毛は生えていない。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
場合によっては、向かい合って生える(対生)たり、輪生するものもある。
開花時期は7月から11月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い花をたくさんつける。
花は日本にも自生する海蘭(ウンラン)とよく似ている。
花冠は長さ10ミリから15ミリくらいの唇形で、つけ根の部分に隆起した黄橙色の斑が入る。
上の唇は2つに裂け、下の唇は3つに裂ける。
花冠のつけ根の部分は下に伸びて、長さ1センチくらいの距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)になる。
萼片は5枚である。
英名はトードフラックス(toadflax)という。
トードはヒキガエル、フラックスは亜麻(アマ)を意味する。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Linaria vulgaris
★はるばるとやって来たけどこの土地も
性に合うよと根を深く張り
今日の花ドットコム
花図鑑
PR
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カウンター
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)