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花菖蒲(ハナショウブ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。
野花菖蒲(ノハナショウブ)を改良した園芸品種である。
ただし、学名上は花菖蒲(ハナショウブ)のほうが基本種の扱いになっている。
古典園芸植物で非常に多くの品種がある。
堀切の夢(ホリキリノユメ)はそうした園芸品種の1つである。(花菖蒲図鑑参照)
系統は江戸系である。
草丈は120センチくらいである。
葉は剣状で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月である。
花の色は紅紫色である。
3英(3枚の外花被が大きい)の垂れ咲きで、花径は15センチくらいの中輪である。
外花被のつけ根の部分から縁に向かって白くて細長い絞りが入る。
内花被は立弁である。
花柱枝は白く縁が紫色になる。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。
種小名の ensata は「剣形の」という意味である。
写真は6月に葛飾区の堀切菖蒲園で撮った。
学名:Iris ensata 'Horikiri-no-yume'
★背も高く凛として咲く夢姿
江戸の鯔背を伝えるごとく

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花菖蒲(ハナショウブ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。
野花菖蒲(ノハナショウブ)を改良した園芸品種である。
ただし、学名上は花菖蒲(ハナショウブ)のほうが基本種の扱いになっている。
古典園芸植物で非常に多くの品種がある。
日本海(ニホンカイ)はそうした園芸品種の1つである。(花菖蒲図鑑参照)
系統は肥後系である。
草丈は100センチくらいである。
葉は剣状で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月である。
花の色はビロード状の濃い紫地に刷毛で掃いたような白い絞りが入る。
垂れ咲きの6英(6枚の花被片が大きい)で、花径は18センチくらいの大輪である。
花柱枝は真ん中が白く、縁が紫色になる。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。
種小名の ensata は「剣形の」という意味である。
写真は6月に葛飾区の堀切菖蒲園で撮った。
学名:Iris ensata 'Nihonkai'
★海の音を伝えくるのか日本海
立つ荒波に抗うごとく

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クンゼア・アンビグアはフトモモ科クンゼア属の常緑低木である。
クンゼア属はオーストラリアとニュージーランドに40種くらいが分布する。
属名の読み方はクンツェアとするものもある。
本種の原産地はオーストラリアである。
南東部のニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア島に分布し、沿岸部に生える。
英名はホワイトクンゼア(white kunzea)という。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長さ1センチくらいの披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
自生地での開花時期は9月から11月くらいである。
日本では5月から6月に花を咲かせる。
花の色は白く、突き出たたくさんの雄しべが目立つ。
花には甘い蜂蜜のような香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉と花はエッセンシャルオイルとされる。
属名の Kunzea はドイツ人の植物学者「クンツェ(Gustav Kunze, 1793-1851)さん」の名からきている。
種小名の ambigua は「疑わしい」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Kunzea ambigua
★また一つオーストラリアの樹に出合う
雄しべが目立つ不思議な姿

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白熊の木(ハグマノキ)はウルシ科ハグマノキ属(コティヌス属)の落葉小高木である。
コティヌス属は北半球に数種が分布する。
白熊の木(ハグマノキ)が代表種で、属名の和名もハグマノキ属という。
原産地は、中国、ヒマラヤ、ヨーロッパ南部などである。
日本へは明治時代の初期(1870年)に渡来した。
庭木や公園樹として植栽されている。
別名をスモークツリーという。
これは英名の smoke tree からきた名である。
オーホワイト(O White)はその園芸品種である。
実生(みしょう:接ぎ木ではなく種子から育てること)による選抜種で房が大きく、白が目立つ。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から6月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径3ミリくらいの小さな白い花を咲かせる。
花の後に、白い花糸が伸びて綿菓子のように枝先を被う。
属名の Cotinus はギリシャ語の「kotinos(野生のオリーブ)」からきている。
種小名の coggygria は古代ギリシャ語でスモークツリーを指す言葉(kokkugia)からきている。
写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Cotinus coggygria 'O White'
★大柄で房の姿が目を奪う
オーホワイトは霞むがごとく

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羽衣菊(ハゴロモギク)はキク科ハゴロモギク属(アルクトティス属)の多年草である。
アルクトティス属はアフリカの南部に40種から50種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名はハゴロモギク属という。
本種の原産地は南アフリカで、ケープ州の西海岸沿いの砂丘に生える。
和名は花の様子を天女の纏う羽衣に見立てたものである。
別名をアフリカ菊(アフリカギク)やアルクトティスという。
園芸的には英語風に読んだアークトチスの名でも流通していおり、交配種も多い。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
路地植えや鉢植え、切り花として利用されている。
草丈は50センチから70センチくらいである。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
茎や葉には細くて軟らかい毛が生えている。
開花時期は4月から6月である。
茎先に花径8センチくらいの大きな花(頭花)をつける。
花の色は白や黄色、オレンジ色、淡い紅色などのものがある。
花は昼間は開き、夜には閉じる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、本種の学名には異名が多く、Arctotis grandis や Arctotis rosea などがこれに該当する。
ネット上では Arctotis venusta も本種の異名だとする記述が多く見られるが、これについてはYListもCatalogue of Lifeも別種として扱っている。
属名の Arctotis はギリシャ語の「arktos(熊)+otis(耳)」からきている。種子が綿毛に包まれている様子から名づけられた。
種小名の stoechadifolia は「stoechas(フレンチラベンダー)のような葉の」という意味である。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のブルーアイデージー(Blue Eyed Daisy)である。
学名:Arctotis stoechadifolia(syn. Arctotis grandis, Arctotis rosea)
★シンプルに見えるけれどもなかなかに
羽衣菊は味のある花

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