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羽衣菊(ハゴロモギク)はキク科ハゴロモギク属(アルクトティス属)の多年草である。
アルクトティス属はアフリカの南部に40種から50種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名はハゴロモギク属という。
本種の原産地は南アフリカで、ケープ州の西海岸沿いの砂丘に生える。
和名は花の様子を天女の纏う羽衣に見立てたものである。
別名をアフリカ菊(アフリカギク)やアルクトティスという。
園芸的には英語風に読んだアークトチスの名でも流通していおり、交配種も多い。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
路地植えや鉢植え、切り花として利用されている。
草丈は50センチから70センチくらいである。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
茎や葉には細くて軟らかい毛が生えている。
開花時期は4月から6月である。
茎先に花径8センチくらいの大きな花(頭花)をつける。
花の色は白や黄色、オレンジ色、淡い紅色などのものがある。
花は昼間は開き、夜には閉じる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、本種の学名には異名が多く、Arctotis grandis や Arctotis rosea などがこれに該当する。
ネット上では Arctotis venusta も本種の異名だとする記述が多く見られるが、これについてはYListもCatalogue of Lifeも別種として扱っている。
属名の Arctotis はギリシャ語の「arktos(熊)+otis(耳)」からきている。種子が綿毛に包まれている様子から名づけられた。
種小名の stoechadifolia は「stoechas(フレンチラベンダー)のような葉の」という意味である。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のブルーアイデージー(Blue Eyed Daisy)である。
学名:Arctotis stoechadifolia(syn. Arctotis grandis, Arctotis rosea)
★シンプルに見えるけれどもなかなかに
羽衣菊は味のある花

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