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水蝋臭木(イボタクサギ)はクマツヅラ科ボルカメル属の半蔓性常緑低木である。
クマツヅラ科クサギ属に分類される場合もある。
ボルカメル属はクサギ属に統合されてきたが、DNA分析の結果、2010年に再分離が提案されているとのことで、YListでは分離して扱っている。
いずれの場合も、分類体系によっては(APGIII)シソ科とされる。
日本では種子島以南に分布し、マングローブ林の後背湿地や海岸沿いに生える。
海外では、台湾、中国の南部、東南アジア、南アジア、南太平洋諸島、オーストラリアなどにも分布する。
和名の由来は、臭木(クサギ)の仲間で葉の形が水蝋の木(イボタノキ)に似ていることからきている。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質である。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は周年である。
葉の脇から花序を出し、白い花を普通は3輪ずつつける。
花冠は長さが3センチくらいで先が5つに裂け、裂片は横に開く。
花径は10ミリから15ミリくらいである。
雄しべは4本あり、紅紫色で花の外に突き出ている。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
別名をガシャンギという。
属名の Volkameria はドイツ人の植物学者「ボルカメル(Johann Georg Volckamer, 1616-1693)さん」の名からきているなどの説がある。
種小名の inermis は「棘のない」という意味である。
写真は2月に沖縄県の漫湖水鳥・湿地センターで撮った。
学名:Volkameria inermis(syn. Clerodendrum inerme)
★ぽってりした葉っぱの厚みが南国を
感じさせるね水蝋臭木

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