×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ベゴニア・ヘラクレイフォリアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいの原種が分布する。
また多くの園芸品種がある。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ:Begonia grandis)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
本種の原産地はメキシコである。
根茎性ベゴニアといわれるものの1つである。
地表面に肥大化した茎があり、そこから根を伸ばすグループである。
和名は八手ベゴニア(ヤツデベゴニア)という。
和名の由来は八手(ヤツデ)に似た葉を持つベゴニアということからきている。
英名はスターベゴニア(star begonia)やスターリーフベゴニア(star-leaf begonia)という。
草丈は40センチから90センチくらいである。
茎は匍匐して長く伸び、よく枝分かれをする。
茎の下部から伸びる葉は長さが30センチくらいあって大きく、手のひら状に5つから9つに裂ける。
葉の柄には白い長い毛がたくさん生えている。
開花時期は春である。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、小さな淡いピンクの花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の heracleifolia は「ハナウド属(Heracleum)に似た葉の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia heracleifolia
★よく見れば葉っぱの様子が面白い
確かにこれは八手のようだ

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
この記事へのコメント
カウンター
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)