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- 2011.01.12 博多唐草(ハカタカラクサ)
- 2011.01.11 グズマニア
- 2011.01.08 ククイの木(ククイノキ)
- 2011.01.07 ローレル蔓(ローレルカズラ)
- 2011.01.04 エスキナンツス・トリコロル
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博多唐草(ハカタカラクサ)はツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草である。
原産地はメキシコである。
漢字では「博多柄草」とも書く。
和名は縞紫露草(シマムラサキツユクサ)という。
種小名のゼブリナ(zebrina)はポルトガル語の zebra(シマウマ)と同じ語源である。
茎は匍匐してよく枝分かれをして下垂し、草丈は30センチから50センチくらいになる。
葉は細長い楕円形である。
表面は濃い緑色で、白い縞が入る。
裏面は紫色である。
葉のつけ根は茎を抱く。
開花時期は春から秋にかけてである。
温室では周年開花をする。
花の色は紅紫色で、花びらは3枚、雄しべは6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tradescantia はイギリスの庭師「トラデスカントさん(J. Tradescant)」の名にちなむ。
種小名の zebrina は「シマウマのような縞のある」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Tradescantia zebrina
★縞々の葉っぱの模様個性的
花も咲くんだ博多唐草
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花図鑑
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グズマニアはパイナップル科グズマニア属の常緑多年草である。
原産地は中南アメリカの熱帯雨林である。
樹木や岩などに着生している。
流通しているものは園芸品種である。
草丈は30~60センチくらいである。
根際から生える葉は剣状で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の質は軟らかく、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
星状に開いた花のように見える部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
苞の色は赤、橙色、紅紫色、黄色、白など多彩である。
苞の間に咲く花は小さく、白か黄色である。
開花時期は不定期である。
果実はならない。
属名の Guzmania はスペインの自然科学者「グズマンさん(A. Guzman)」の名からきている。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Guzmania spp.
★とりどりの色で飾ってグズマニア
スコールの音聞こえるようで
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花図鑑
ククイの木(ククイノキ)はトウダイグサ科アブラギリ属の常緑高木である。
原産地はマレー半島、太平洋諸島である。
熱帯各地で栽培され、また野生化している。
ククイ(kukui)はハワイ語で、「ハワイ州の木」ともされている。
樹高は10~20メートルである。
枝は横に張り出す。
葉は卵形で3つから5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は周年である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、小さな白い5弁花をたくさんつける。
実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名をキャンドルナットツリー(candlenut tree)という。
実は装飾用とされたり、キャンドルの代わりに使われたりする。
また、種子から採れる油は塗料や石鹸の原料などに用いられる。
属名の Aleurites はギリシャ語で「aleuron(小麦粉)」の意味である。
これはククイノキの幼葉が白粉で覆われたように見えることからきている。
種小名の moluccana は「モルッカ諸島の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Aleurites moluccana
★いろいろと役に立つんだククイの木
暑さに負けず地を潤して
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ローレル蔓(ローレルカズラ)はキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性多年草である。
原産地はビルマ、タイ、マレー半島などである。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
ローレル(Laurel)というのは月桂樹(ゲッケイジュ)のことである。
和名は葉の形が似ているということからつけられた。
草丈は3メートルから5メートルくらいまで伸びる。
葉は幅の狭い卵形で、互い違いに生える(互生)
葉の質は分厚い革質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はほとんどない。
開花時期は周年である。
茎先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色をした漏斗状の花をつける。
花冠の先は5つに裂ける。
喉の部分は淡い黄色である。
花径は5センチから8センチくらいあって大形である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ただし、栽培下では結実しない。
花は近縁種のベンガル矢筈蔓(ベンガルヤハズカズラ)とよく似ている。
属名の Thunbergia はスウェーデンの植物学者「C. P. Thunberg」の名にちなんだものである。
種小名の laurifolia「ゲッケイジュのような葉の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Thunbergia laurifolia
★温室の中は暑いが涼しさを
色で表すローレル蔓
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花図鑑
エスキナンツス・トリコロルはイワタバコ科エスキナンツス属の蔓性常緑小低木である。
属名の片仮名表記は「エスキナンサス」とするものもある。
マレー半島やインドネシアのスマトラ島、サラワク島などに分布し、樹木や岩などに着生する。
蔓は垂れ広がる性質がある。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は多肉質で艶があり、観葉植物としても親しまれている。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から8月である。
暖地では周年開花をする。
茎先や葉の脇に小さな赤い花を1、2輪ずつつける。
花冠は筒状で、先は唇形に裂ける。
上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。
雄しべが少し花冠から飛び出す。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Aeschynanthus はギリシャ語が語源で「恥ずかしい花」という意味である。赤い花をたとえたものである。
種小名の tricolor は「三色の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Aeschynanthus tricolor
★恥じらうがごとくひっそり咲く小花
されど思いは血の色に燃え
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