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植物図鑑ブログ

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セイロンライティア

セイロンライティアはキョウチクトウ科ライティア属の常緑低木である。
原産地はスリランカである。
日本へはタイを経由して渡来した。
樹高は70センチから200センチくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は楕円形で先が尖り、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から10月くらいである。
20度以上の温度があれば周年開花をする。
枝先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、花径3センチくらいの白い5弁花をつける。
花弁の真ん中には白い髭のような副花冠がある。
種小名の antidysenterica は「赤痢に効力のある」という意味である。
樹皮に効力があるという。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Wrightia antidysenterica


★温かい土地に育ったライティアは
 髭たくわえた仙人の花


セイロンライティア

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碁盤の脚(ゴバンノアシ)

碁盤の脚(ゴバンノアシ)はサガリバナ科サガリバナ属の常緑高木である。
沖縄県の石垣島西表島波照間島に分布し、海岸の林の中に生える。
これは分布域の北限である。
海外では、台湾、東南アジア南太平洋オーストラリアなどにも分布する。
環境省レッドデータリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
樹高は8メートルから15メートルくらいである。
葉は長い楕円形である。
葉には艶があり、両面ともに毛は生えていない。
開花時期は周年である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い4弁花を上向きにつける。
花は夜に開いて朝には落ちる。
後に萼と長い雄しべが残る。
雄しべは長さが10センチくらいあり、下のほうは白く上のほうは紫色を帯びる。
和名の由来は、実が四角形で4稜があり、碁盤の脚に似ていることからきている。
実は種子を1個含み、海水に浮いて遠くへ散布される。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリ-ムセンターで撮った。
学名:Barringtonia asiatica


★花咲けば虹のごとくに鮮やかに
 空に向かって雄しべ広げて


碁盤の脚(ゴバンノアシ)

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ディスティクティス

ディスティクティスはノウゼンカズラ科ツリガネカズラ属の常緑蔓性低木である。
原産地はメキシコである。
樹高は10メートルくらいになる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
写真はリバーズ(River's)という名の園芸品種である。
開花時期は春から夏にかけてである。
暖地では周年開花をする。
花径は5センチくらいである。
花は筒状で先が5つに裂ける。
花の色は紅紫色で、花冠の真ん中は白い。
英名をロイヤルトランペットバイン(royal trumpet vine)という。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Distictis buccinatoria cv. River's


★花すがた凌霄花とよく似るが

 色は優しくバイオレットに


ディスティクティス

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仏桑花(ブッソウゲ)

仏桑花(ブッソウゲ)はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の常緑低木である。
中国南部ないしインド洋の島々が原産地だと考えられている。
ハワイに持ち込まれてから急速に広まった。
摘んでもなかなかしおれないので、ハワイではレイ(花の首飾り)に使われる。
樹高は2メートルから3メートルくらいである。
幹は直立をし、よく枝分かれをする。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗く不揃いなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期6月から9月である。
暖地では周年開花をする。
沖縄などでも1年中咲いている。
沖縄での方言名はアカバナーという。
一日花だが次々に蕾をつけて咲く。
大きな広い漏斗状の赤い5弁花で、長く突き出た蕊柱雄しべ雌しべの合着したもの)が特徴である。
園芸品種が多く、ハイビスカスの名で親しまれている。
園芸品種は、花の色も紅色、白、桃色、黄色、橙色など多彩である。
俳句の季語は夏である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯植物緑化植物園で撮った。
学名:Hibiscus rosa-sinensis


★南国の風を伝えて仏桑花
 鮮やかに咲く陽射しの中で


仏桑花(ブッソウゲ)

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紅筒花(ベニツツバナ)

紅筒花(ベニツツバナ)はキツネノマゴ科オドントネマ属の常緑半低木である。
学名のオドントネマ・ストリクツムで表示するところもある。
原産地は中央アメリカで、林の中や林の縁に生える。
草丈は1メートルすら2メートルである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は濃い緑色で艶がある。
開花時期は6月から11月である。
暖地では周年性がある。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、真っ赤な筒状の花をたくさんつける。
英名はファイヤースパイク(fire spike:炎の穂)である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Odontonema strictum


★燃え上がる炎のような紅の花
 暑い陽射しになえることなく


紅筒花(ベニツツバナ)

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