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植物図鑑ブログ

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糸芭蕉(イトバショウ)

糸芭蕉(イトバショウ)はバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
鹿児島県の南部から沖縄にかけて分布し栽培されている。
海外では、中国の南部、マレーシア、インド、南太平洋などにも分布する。
茎から繊維を採り、芭蕉布の原料とする。
草丈は4~5メートルになる。
葉は大形の楕円形である。
開花、結実時期は周年である。
花は黄色くて小さい。ピンクの萼片が大きい。
バナナに似た実には種が多く流通はしていないが食用になる。
少し酸味があるが美味しいという。
琉球糸芭蕉(リュウキュウイトバショウ)、琉球芭蕉(リュウキュウバショウ)などの別名がある。
属名の Musa はローマ時代のアウグスト大帝の侍医の名(Antonio Musa)からきている。
種小名の liukiuensis は「琉球の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Musa liukiuensis


★芭蕉とはどこが違うの糸芭蕉
 大きさだって負けてはいない


糸芭蕉(イトバショウ)

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アデニウム・オベスム・ソコトラヌム

アデニウム・オベスムはキョウチクトウ科アデニウム属の常緑低木である。
和名を砂漠の薔薇(サバクノバラ)という。
これは英名のデザートローズ(Desert rose)を訳したものである。
本種はその亜種で、イエメン共和国のソコトラ島産である。
多肉植物で、大きなものは4~5メートルになる。
茎の根元はとっくりのように肥大する。
葉はへら形で、枝先近くにつく(頂生)。
艶のある濃い緑色をしている。
開花時期は5~7月だが、周年性がある。
花は筒状で、先が深く5つに裂ける。
花の色は鮮やかな紅色である。
属名の Adenium はイエメンの都市「アデン(Aden)」からきている。
種小名の obesum は「肥満した」という意味である。
亜種名の socotranum は「(イエメンの)ソコトラ島の」という意味である。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Adenium obesum subsp. socotranum


★来るのならどんとおいでよ砂嵐
 任せておきな砂漠の薔薇に


アデニウム・オベスム・ソコトラヌム

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有明葛(アリアケカズラ)

有明葛(アリアケカズラ)はキョウチクトウ科アリアケカズラ属(アラマンダ属)の常緑半蔓性低木である。
原産地はブラジル、ギアナなどの熱帯アメリカである。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
本州では温室栽培されるが、沖縄地方では普通に見かけられる。
英名はゴールデントランペット(golden trumpet) である。
蔓を伝って伸び、樹高は1~3メートルくらいになる。
葉は楕円形で、3~4枚が輪生する。
葉の質は革質で艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期6~9月である。
温度さえ合えば通年開花をする。
枝先に黄色い漏斗形の花を数個つける。
花径は5~10センチくらいある。
花冠の先は5つに裂け、筒部の内側には紫色の縦の筋が入る。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Allamanda はスイス人の植物学者「アラマン(J. N. S. Allamand)さん」の名からきている。
種小名の cathartica は「汚れを落とす」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Allamanda cathartica


★大輪を目映く開き南国の
 香り伝えて有明葛


有明葛(アリアケカズラ)

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蔦菫(ツタスミレ)

蔦菫(ツタスミレ)スミレ科スミレ属の常緑多年草である。
オーストラリアの東部や南部、マレー半島などに分布する。
湿り気のあるところに生え、根茎を這わせてマット状に広がる。
グランドカバーにも好適である。
草丈は10センチくらいである。
根際から生える葉は円心形である。
開花時期は4~6月である。
暖地では周年開花をする。
花径は2センチくらいである。
花弁は真ん中が紫色で周りが白く、花弁の先が後ろへ反り返る。
この2色のコントラストから連想されてかパンダ菫(パンダスミレ)という愛称がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はオーストラリアンバイオレット(Australian violet)である。
属名の Violaラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の hederacea は「キズタ属(Hedera)に似た」という意味である。
写真は11月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Viola hederacea


★可憐なる姿を見せて蔦菫
 まほろばの夢伝うがごとく


蔦菫(ツタスミレ)

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オンシジウム・オブリザツム

オンシジウム・オブリザツムはラン科オンシジウム属の常緑多年草である。
コスタリカパナマコロンビアペルーなどに分布する着生種である。
標高400メートルから1600メートルの森の中に生育する。
草丈は30~50センチくらいである。
偽球茎(ラン科植物の地上茎や花茎の一部が肥大した器官で、水分や養分の貯蔵場所となっている)の先に、舌状の葉をつける。
開花時期は周年である。
枝分かれをした先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチから2センチくらいの黄色に褐色の斑点のある花を群れるようにたくさん垂れ下げる。
本種はフラワーデザインなどによく用いられる。
オンシジウム属の植物は400種くらいあり、園芸品種も数多く作り出されている。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Oncidium obryzatum


★小さくて黄色い花を満開に
 咲かせ元気だオブリザツムは


オンシジウム・オブリザツム

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