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植物図鑑ブログ

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イソクラ・コッキネア

イクソラ・コッキネアはアカネ科サンタンカ属の常緑低木である。
原産地はインドである。
沖縄では小葉の三段花(コバノサンダンカ)と呼んでいる。
同属のイクソラ・キネンシス(Ixora chinensis)を和名では山丹花(サンタンカ)という。
しかし、沖縄では三段花(サンダンカ)と呼ばれることが多く、そこから生まれた名である。
樹高は1~2メートルである。
葉は幅の広い披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉は小さいが密生する。
開花時期は3~11月である。
暖地では周年開花をする。
枝先や葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、赤い十字に裂けた花を密生させる。
花の色はピンクや白のものもある。
山丹花(サンタンカ)と比べて枝分かれが少なく、花びら(花冠の裂片)の先が尖るのが特徴である。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Ixora はサンスクリット語の「Iswara(シバ神)」からきている。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Ixora coccinea


★花房をまん丸にして紅手鞠
 陽射しに向けて飛び立つように


イソクラ・コッキネア

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クレロデンドルム・インキスム

クレロデンドルム・インキスムはクマツヅラ科クサギ属の常緑小低木である。
分類体系によってはシソ科とされる。
原産地は東アフリカである。
蕾が音符のような形をしているところからミュージカルノート(musical note)という英名がつけられている。
樹高は100~150センチくらいである。
葉は小さな楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は周年である。
花は白い筒状で、赤い雄しべが突き出している。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Clerodendrum はギリシャ語の「cleros(運命)+dendron(樹木)」に由来する。スリランカにあった同属の2種を「幸運の木」「不運の木」と呼んだことからきている。
種小名の incisum は「鋭く裂けた」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Clerodendrum incisum


★くるりんとまるまる蕾愛らしく
 笑みのこぼれる時に包まれ


クレロデンドルム・インキスム

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ペリストロフェ・ヒッソピフォリア

ペリストロフェ・ヒッソピフォリアはキツネノマゴ科ハグロソウ属の常緑多年草である。
原産地はインドネシアである。
草丈は30~60センチくらいである。
茎はよく枝分かれをし、横に這うようにして広がる。
葉は細長い披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は周年である。
茎先に小さな紅紫色の唇形をした花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
日本では観葉植物として流通している。
属名の Peristrophe はギリシャ語の「 peri(周りの)+strophe(捻れた)」からきている。花冠のつけ根の部分がねじれていることから名づけられた。
種小名の hyssopifolia は「ヤナギハッカ属(Hyssopus)のような葉の」という意味である。
写真は2月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Peristrophe hyssopifolia


★温室の下草だって構わない
 咲ける場所ならどんどん咲くよ


ペリストロフェ・ヒッソピフォリア

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ツンベルギア・フォーゲリアナ

ツンベルギア・フォーゲリアナはキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツルンベルギア属)の常緑低木である。
原産地は西アフリカである。
アフリカ、アジアの熱帯を中心に分布する。
樹高は1~2メートルである。
葉は長めの卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の柄は短く、先が尖る。
開花時期は4~9月である。
暖地では周年開花をする。
花径が4センチくらいの筒形で、開いた部分が青紫色、喉部の部分が濃い黄色、筒の部分は白と変化に富む。
花のつけ根には2枚の大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
木立矢筈葛(コダチヤハズカズラ:Thunbergia erecta)ととてもよく似ている。
本種のほうが太い枝を伸ばして大き目であり、葉の縁が波打つ。
だが、この特徴がはっきり出たものでないと区別ができないそうである。
属名の Thunbergia はスウェーデンの植物学者「ツンベルク(C. P. Thunberg)さん」の名からきている。
種小名の vogeliana はドイツの植物学者「フォーゲル(J. R. T. Vogel)さんの」という意味である。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Thunbergia vogeliana


★美しいコントラストが目を奪う
 フォーゲリアナは熱帯育ち


ツンベルギア・フォーゲリアナ

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アンスリウム・アクロポリス

アンスリウム・アンドレアヌムはサトイモ科ベニウチワ属の常緑多年草である。
原産地は南アメリカのコロンビアからエクアドルにかけた一帯である。
和名を大紅団扇(オオベニウチワ)という。
属名のアンスリウムでも流通している。
アクロポリス(Acropolis)はその園芸品種である。
草丈は70センチから80センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄がある。
葉は艶のある緑色の卵形で、つけ根の部分は矢じり形になっている。
その形からサトイモの仲間であることがわかる。
開花時期は周年である。
特徴は、仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)が白くて大形であることである。
本当の花は、中心にある棒状の肉穂花序(柄のない花が花茎に均等につき、主軸が肉厚に膨らんだもの)の部分である。
長い期間楽しめ、鉢物や切り花としても人気がある。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の andraeanum はフランスの園芸家「アンドレイ(E. Andrae)さんの」という意味である。
品種名の Acropolis は「(古代ギリシャの)城市」からきている。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名 Anthurium andraeanum 'Acropolis'


★純白の苞が姿を変えて見せ
 清々しいよアクロポリスは


アンスリウム・アクロポリス

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