忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



花瓢箪木(ハナヒョウタンボク)はスイカズラ科スイカズラ属(ロニケラ属)の落葉低木である。
ロニケラ属は北半球に180種くらいが分布する。
属名の読み方は英語風にロニセラとするものもある。
日本にも吸葛(スイカズラ)など20種くらいが分布し、属名の和名をスイカズラ属という。
本種は本州の岩手県、長野県に分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部、ロシアの極東部、モンゴルなどにも分布している。
氷河期の遺存植物である。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は3メートルから4メートルくらいである。
葉は長い楕円形で先が尖り、互い違いに生える。
開花時期は5月から6月である。
枝先の葉の脇に白い花を2つずつつける。
花の色はやがて黄色に変わる。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、8月から9月にかけて赤く熟する。
実も2つずつ並んでつく。
柄が短いので、枝に直接ついているように見える。
「瓢箪木」の名の由来は、花も実も瓢箪のように2つずつ並ぶということからきている。
「花」がつくのは葉や枝が近縁種の金銀木(キンギンボク)よりも毛深くないことからきている。
有毒植物で、誤食をすると嘔吐、下痢、麻痺などの症状が現れる危険がある。
属名の Lonicera はドイツ人の植物学者「ロニツァー(Adam Lonitzer, 1528-1586)さん」の名からきている。
種小名の maackii はロシア人の植物学者「マーック(Richard Karlovich Maack, 1825-1886)さんの」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
軽井沢町では準町花に指定している。
学名:Lonicera maackii

★二つずつくっつくように花も実も
 とても仲良し花瓢箪木は





にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル






PR
この記事へのコメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]