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紅葉葉西洋接骨木(モミジバセイヨウニワトコ)はスイカズラ科ニワトコ属(サンブクス属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
サンブクス属は北半球の温帯から熱帯にかけて25種くらいが分布する。
日本にも接骨木(ニワトコ)などが分布し、属名の和名をニワトコ属という。
本種は西洋接骨木(セイヨウニワトコ)の栽培品種で、作物として栽培される。
基本種は北アフリカ、ヨーロッパから南西アジアにかけて分布する。
樹高は2メートルから6メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉には切れ込みがあり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から6月くらいである。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡いクリーム色を帯びた白い小さな花をたくさんつける。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟する。
実はジャムやソースに、花は料理の香りづけに用いられる。
また、葉や花はハーブや薬用として用いられる。
花言葉は「熱中」である。
属名の Sambucus はギリシャ語の「sambuce(古代の楽器)」からきている。茎を林立した様子がこの楽器に似ていることから名づけられた。
種小名の nigra は「黒い」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Sambucus nigra cv.
★あれこれは葉っぱの形変わってる
香りがいいねエルダーの花
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