忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



屋久島山躑躅(ヤクシマヤマツツジ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
本種は屋久島の固有種である。
低山に分布し、急傾斜地に生える。
形状は慶良間躑躅(ケラマツツジ)に近い。
いずれも山躑躅(ヤマツツジ)に比べて葉が大きく長く、雄しべの数が7本から10本という違いがある。
慶良間躑躅(ケラマツツジ)との区別点は、葉に艶がなく花がより小さいことだという。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月である。
花の色は紅紫色である。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂ける。
上部の裂片の内側には色の濃い斑が入る。
雄しべは7本から10本で、淡い紅紫色をしている。
萼片や雄しべの花糸には短い軟毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の yakuinsulare は「屋久島に生える」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron yakuinsulare

★見つけられ忘れ去られた時もある
 数を減らしてまた目に留まり



にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





PR
この記事へのコメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]