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屋久島山躑躅(ヤクシマヤマツツジ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
本種は屋久島の固有種である。
低山に分布し、急傾斜地に生える。
形状は慶良間躑躅(ケラマツツジ)に近い。
いずれも山躑躅(ヤマツツジ)に比べて葉が大きく長く、雄しべの数が7本から10本という違いがある。
慶良間躑躅(ケラマツツジ)との区別点は、葉に艶がなく花がより小さいことだという。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月である。
花の色は紅紫色である。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂ける。
上部の裂片の内側には色の濃い斑が入る。
雄しべは7本から10本で、淡い紅紫色をしている。
萼片や雄しべの花糸には短い軟毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の yakuinsulare は「屋久島に生える」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron yakuinsulare
★見つけられ忘れ去られた時もある
数を減らしてまた目に留まり
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