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アーノルド山査子(アーノルドサンザシ)はバラ科サンザシ属の落葉小高木である。
北アメリカに分布する交雑種である。
交配親はいずれも北アメリカの東部に分布するモリス種(Crataegus mollis)とイントリカタ種(Crataegus intricata)である。
hawthorn(ホートン:セイヨウサンザシ)と呼ばれるものの1つである。
樹高は4~7メートルくらいになる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い5弁花をつける。
果期は9~10月である。
花の後にできる実は直径2センチくらいの球形のナシ状果で、赤く熟する。
属名の Crataegus はギリシャ語の「kratos(力)+agein(持つ)」からきている。材が堅いことから名づけられた。
種小名の arnoldiana はハーバード大学の「アーノルド植物園(Arnoled arboretum)に関連した」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Crataegus arnoldiana
★赤い実がかなり大きく迫力が
感じられるねアーノルド山査子
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