×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
蔓梅擬き(ツルウメモドキ)はニシキギ科ツルウメモドキ属の蔓性落葉木本である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、山野の林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
蔓は長く伸びて他の植物などに絡みつく。
蔓の長さは2~10メートルくらいになる。
葉は長さ5~10センチくらいの楕円形で、互い違いに生える。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)があり、先は急に尖る。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株で、雄花をつける株と雌花をつける株がある。
葉の脇に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、小さな黄緑色の花を10輪くらいつける。
花びらは5枚、萼も5枚、雄しべは5本である。
雄花の雄しべは長いが、雌花の雄しべは短く退化している。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
秋には黄色に熟する。
果皮が3つに裂けると赤い仮種皮が現れ、そのコントラストが美しい。
花言葉は「大器晩成」である。
属名の Celastrus はギリシャ語の「Celastros(セイヨウキヅタ)」からきている。
種小名と変種名の orbiculatus は「円形の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Celastrus orbiculatus var. orbiculatus
★肌寒い季節迎えて弾けだす
赤い実可愛い蔓梅擬き
にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
この記事へのコメント
カウンター
カレンダー
11 | 2024/12 | 01 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)