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水楢(ミズナラ)はブナ科コナラ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地や亜高山に生える。
学者によって分類の仕方が異なるが、本種ないしその近縁種は朝鮮半島やサハリンにも分布する。
和名の由来は、「楢」の仲間で材に水分を多く含むことからきている。
「楢」の名については朝鮮の言葉(kaiak)が転訛したものではないかとの説がある。
縄文時代には東日本で冬の保存食とされたことがわかっている。
別名を大楢(オオナラ)といい、これは小楢(コナラ)との対比でつけられた名である。
小楢(コナラ)や櫟(クヌギ)とともに椎茸(シイタケ)栽培の原木とされる。
高山型の変種に深山楢(ミヤマナラ)がある。
樹高は20メートルから30メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしており、縦に裂け目が入る。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚くて艶がある。
葉の縁には大きく波打つようなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は少し灰白色を帯び、毛が生える。
開花時期は5月から6月である。
雌雄同株である。
黄緑色をした穂状の花序をつける。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に熟して長い楕円形のドングリとなる。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の crispula は「やや縮みがある」という意味である。
写真は8月に白神山地で撮った。
実は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Quercus crispula(syn. Quercus mongolica var. grosseserrata)
★山毛欅の木と競い聳える姿には
人知及ばぬ威厳が見えて

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