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植物図鑑ブログ

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蔓柾(ツルマサキ)はニシキギ科ニシキギ属の常緑蔓性低木である。
北海道の南西部から沖縄にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
また、庭木や盆栽にされる。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
枝は匍匐して横に広がり、気根(空気中に伸びる根)を出して木や岩などをよじ登る。
長さは1~10メートルくらいになる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉は革質で艶がある。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、乳白色の花をつける。
花弁は4枚、萼片も4枚である。
雄しべは4本である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、秋に赤く熟する。
花言葉は「気長に努力」である。
属名の Euonymus はギリシャ語の「eu(良)+onoma(名)」からきている。評判のいいといった意味合いである。
種小名の fortunei はイギリス人の植物学者「フォーチュン(Robert Fortune, 1812-1880)さんの」という意味である。インドや中国の植物を多数収集した。
写真は12月につくば植物園で撮った。
花の写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Euonymus fortunei

★影絵にはハートのマーク浮かばせて
 待つはあの方彼方の空へ




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