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蕃茘枝(バンレイシ)はバンレイシ科バンレイシ属の常緑小高木である。
原産地は西インド諸島である。
大航海時代に移植され、東南アジアなどに広まった。
茘枝(レイシ)というのはライチのことである。
「蕃」は「南蛮」と同様に異国のことである。
台湾などで用いられた呼び名のようである。
別名を釈迦頭(シャカトウ)という。
これは実の様子を仏像の頭にたとえたものである。
樹高は3~8メートルである。
太い幹にはならず、根元から枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は春から夏である。
花の色は白ないし黄緑色で、下向きにつく。
花被弁は6枚だが、大きな外側の3枚が目立つ。
結実期は夏から冬である。
実は林檎(リンゴ)くらいの大きさの集合果である。
果皮はでこぼこしていて、熟すと黄緑色になる。
果肉はカスタードクリームのようで甘く香りもよいが、種子がたくさんあって食べにくい。
英名はシュガーアップル(sugar apple)である。
属名の Annona はハイチの地名「Annon(アノン)」からきている。
種小名の squamosa は「鱗片の多い」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
下の写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Annona squamosa
★どことなく後ずさりする気分だが
こんな実もある名は蕃茘枝

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