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鰭山椒(ヒレザンショウ)はミカン科サンショウ属の常緑低木である。
分類上は、岩山椒(イワザンショウ)と同一とする見方と岩山椒(イワザンショウ)の変種とする見方があるようである。
日本では小笠原諸島の父島と沖縄県に分布し、サンゴ礁の石灰岩地帯に生える。
海外では、台湾や中国の南部にも分布する。
沖縄方言では「センスルギー」という。
樹高は50センチから100センチである。
枝には小さな棘がある。
葉は奇数羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される。
小葉の形は楕円形である。
複葉の長さは4、5センチ、小葉の長さは5、6ミリである。
葉には艶があり、ちぎると柑橘系の香りがする。
葉の柄に翼があるのが特徴である。
これが名の由来でもある。
開花時期は3月から5月である。
葉の脇に緑黄色の小さな目立たない花をたくさんつける。
結実時期は秋である。
実は直径3ミリくらいの球形の分果(複数の子房からできた果実)である。
種子は黒くて艶がある。
葉や実は山椒(サンショウ)の代用品となる。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Zanthoxylum beecheyanum var. alatum(=Zanthoxylum beecheyanum)
★南国に南国なりの香りあり
鰭山椒に鼻を近づけ
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