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植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

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イレクス・ベルティキラタはモチノキ科モチノキ属(イレクス属)の落葉低木である。
イレクス属は北半球の温帯を中心に400種くらいが分布する。
日本にも黐の木(モチノキ)などが分布するので、属名の和名をモチノキ属という。
本種の原産地は北アメリカである。
カナダからアメリカ合衆国にかけて東部に分布する。
英名はウインターベリー(winterberry)という。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には棘状の低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄異株である。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇に白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は直径6ミリから8ミリくらいの球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋から冬にかけて赤く熟する。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ilex verticillata

★黐の木の仲間はいろんな葉があるね
 この葉は皺皺照り葉だけれど




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大葉蛇の髭(オオバジャノヒゲ)ユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、低山の森や林の中に生える。
黒竜(コクリュウ)はその園芸品種である。
特徴は葉の色が黒っぽいことである。
英名はブラックモンドグラス(black mondo grass)という。
草丈は20~30センチである。
根際から生える葉は線形である。
葉の幅は4~7ミリくらいである。
開花時期は7~8月である。
花の色は淡い紫色ないし白で、横向きないし下向きに小さな花をつける。
花被片は6枚で、花径は6~7ミリである。
花の後にできる種子は、まるで液果のように見えるが子房の落ちた種子である。
基本種の場合はきれいな青色に熟すが、本種は種子も黒っぽい。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。和名の直訳である。
種小名の planiscapus は「花茎の扁平な」という意味である。
園芸品種名の Nigrescens は「黒っぽい」という意味である。
写真は10月に三島市楽寿園の野草展で撮った。
学名:Ophiopogon planiscapus 'Nigrescens'

★異国でもとても人気があるようだ
 センス際立つ味わい渋く




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マホニア・アクイフォリウムはメギ科ヒイラギナンテン属(マホニア属)の常緑低木である。
マホニア属は東アジア、ヒマラヤ、北アメリカなどに70種くらいが分布する。
日本では江戸時代に渡来したマホニア・ジャポニカ(Mahonia japonica)に柊南天(ヒイラギナンテン)の和名があり、属名の和名もヒイラギナンテン属という。
本種の原産地は北アメリカの西部で、アラスカからノースカロライナ州にかけて分布する。
英名はオレゴングレープ(Oregon-grape)という。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は柊(ヒイラギ)に似て硬く、縁は棘状のぎざぎざ(鋸歯)となる。
開花時期は4月から5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮やかな黄色の花をぎっしりつける。
花の後にできる実は球状の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、夏に黒紫色に熟する。
属名の Mahonia はアメリカの植物学者「マクマホン(Bernard McMahon, 1775-1816)さん」の名からきている。
種小名の aquifolium は「セイヨウヒイラギのような葉の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Mahonia aquifolium

★マホニアも遠く離れたアメリカで
 黒い実結ぶ不思議を感じて




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黒実の鶯神楽(クロミノウグイスカグラ)はスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、北海道では高山や低地の湿原、本州では高山に生える。
また、北海道では栽培もされている。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、サハリン、東シベリアなどにも分布する。
和名の由来は、鶯神楽(ウグイスカグラ)に似ていて黒い実をつけることからきている。
別名をハスカップという。
これはアイヌの言葉のハシカプからきており、「枝の上にたくさんあるもの」という意味がある。
実はブルーベリーに似て酸味の中に甘みがあり、ジャムやワインに加工されている。
また、成分としてアントシアニンを含み、眼性疲労に効果がある。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~6月である。
葉の脇にクリーム色をした長さ10~15ミリくらいの漏斗状の花をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
実が熟するのは6~7月である。
実の形は円形のほか変異があり、色は紫を帯びた黒や青みを帯びた黒などがある。
花言葉は「愛の契り」である。
属名の Lonicera はドイツの採集家「ロニツァーさん(A. Lonitzer)」にちなむ。
種小名の caerulea は「青色の」という意味である。
亜種名の edulis は「食用の」という意味である。
変種名の emphyllocalyx は「葉状になった萼の」という意味である。
実の写真は7月に北大植物園で撮った。
花の写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Lonicera caerulea subsp. edulis var. emphyllocalyx

★目立たない小さな花はハスカップ
 実りの季節ひた待つように



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ペラエア・ロツンディフォリアはホウライシダ科ペラエア属の常緑多年草である。
分類の仕方によっては、イノモトソウ科やワラビ科、ウラボシ科などとされる。
ペラエア属は世界に80種くらいが分布し、乾燥地帯の岩場などに生えるシダ植物である。
本種の原産地はニュージーランド、オーストラリアである。
日本では観葉植物として栽培される。
英名はボタンファーン(button fern)という。
草丈は20~40センチくらいである。
葉の柄は黒褐色をしている。
葉は単羽状の複葉である。
小葉は楕円形ないし円形で、艶のある濃い緑色をしている。
属名の Pellaea はギリシャ語の「pellos(暗い)」からきている。
種小名の rotundifolia は「円形をした葉の」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Pellaea rotundifolia

★真ん丸い葉っぱの形が可愛いよ
 いろいろあるね羊歯の仲間も




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