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小杉鼬羊歯(コスギイタチシダ)はオシダ科オシダ属の常緑多年草である。
鹿児島県屋久島の固有種である。
和名の由来は、屋久島の小杉谷で発見された鼬羊歯ということからきている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
イタチシダ類の葉は2~3回羽状複葉である。
その特徴は、一番下の羽片の下向き第1小羽片が第2小羽片に比べて非常に大きいことにある。
本種は長葉の鼬羊歯(ナガバノイタチシダ)と深山鼬羊歯(ミヤマイタチシダ)の中間的性質をもち、この2種の雑種起源と推測されている。
また、本種には網状脈がある。
属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。
種小名の yakusilvicola は「屋久島に生育する」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Dryopteris yakusilvicola
★限られた地域に生えるシダ類と
知って再び見たいと思う

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