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犬槇(イヌマキ)はマキ科マキ属の常緑高木である。
本州の関東地方南部から沖縄にかけて分布し、太平洋側の海岸近くに生える針葉樹である。
海外では、台湾や中国にも分布する。
「槇(まき)」の名で庭木や生け垣に利用されるのも本種のことである。
杉(スギ)は古名を「真木(まき)」といい、それに比べると役に立たないというのが和名の由来である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では軽度懸念(LC)に指定されている。
別名を草槇(クサマキ)という。
樹高は15~20メートルくらいである。
樹皮は灰白色で、縦に浅く裂ける。
葉は幅の広い線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の表面は濃い緑色、裏面は淡い緑色である。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
雄花は黄白色で、長さ3センチくらいの紐状である。
雌花は緑色で、長さ1センチくらいである。
種は直径1センチくらいの球形で白い粉をふいており、濃い紅色から紫色にかわる。
その下に肉質の果床がある。
果床は10~12月に熟して赤くなり、食用になる。
属名の Podocarpus はギリシャ語の「podos(足)+ carpos(果実)」からきている。種子のつけ根の部分が肥大することから名づけられた。
種小名の macrophyllus は「大きな葉の」という意味である。
写真は4月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Podocarpus macrophyllus
★犬槇の由来を知れば面白く
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