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筑紫岩杪羅(ツクシイワヘゴ)はオシダ科オシダ属の常緑多年草である。
「羅」の文字にはキヘンがつくが、ここでは仮に用いている。
日本固有種である。
本州の房総半島から九州にかけて分布し、山地の湿った林の中に生えるシダ植物である。
根茎は太くて短く、直立する。
葉は根際から束になって生える(束生)。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、長さは80センチくらいある。
羽片には柄があり、10~20対くらいある。
近縁種の岩杪羅(イワヘゴ)の羽片は20~30対くらいある。
胞子嚢群は全体に散在し、包膜(胞子嚢群を包みこんで保護する膜)は小さい。
和名の由来は、最初の発見地からきている。
属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。
種小名の commixta は「混合した」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Dryopteris commixta
★シダ園にどんと構えるその姿
自然の中では区別できぬが

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