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阿里山姫葉蘭(アリサンヒメハラン)はユリ科シマハラン属の多年草である。
シマハラン属はアジアに18種くらいが分布する。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
本種の原産地は台湾、中国、ベトナムで、標高400~1800メートルの林の中に生える。
縞葉蘭(シマハラン:Peliosanthes macrostegia)とシノニムで、YListではこの学名と名称を用いている。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、長い柄がある。
開花時期は4~6月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗い紫色をした釣り鐘状の花を下向きにたくさんつける。
花被片の先は黄色い。
温室では冬にも花を咲かせるようである。
花の後にできる実は球形の液果状で青色に熟する。
なお、阿里山は台湾中西部の山岳地帯の名称である。
属名の Peliosanthes はギリシャ語の「pelios(暗い)+anthos(花)」からきている。
種小名の arisanensis は「(台湾の)阿里山の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Peliosanthes arisanensis(syn. Peliosanthes macrostegia)
★目立たない花より葉っぱが目立つかな
エキゾチックな名前が勝って

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