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野椰子(ノヤシ)はヤシ科ノヤシ属の常緑高木である。
ノヤシ属は南太平洋諸島やオーストラリア北部に分布する。
本種は小笠原固有種である。
父島列島と母島列島に分布し、山地の林の中などに生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
新芽が食用になることから戦時中に摘み取られ、数が激減したという。
別名をセボレー椰子(セボレーヤシ)という。
樹高は5~10メートルである。
葉は大きい羽状複葉で、平行する3脈が目立つ。
幹は淡い緑色で根元近くが膨らむ。
成長すると灰色を帯びる。
開花時期は7~9月くらいである。
花の色は淡い黄色である。
実は卵形で赤く熟する。
属名の Clinostigma はギリシャ語の「cline(床)++stigma(柱頭)」からきている。
種小名の savoryanum はアメリカ人で小笠原の開拓者「セボレー(Nathaniel Savory, 1794-1874)さんの」という意味である。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Clinostigma savoryanum
★その祖先ポリネシアにある椰子の木が
固有種として小笠原にあり

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