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植物図鑑ブログ

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蝦夷の姫鞍馬苔(エゾノヒメクラマゴケ)はイワヒバ科イワヒバ属(セラギネラ属)の常緑多年草である。

「苔」という文字が入るが、シダの仲間である。
セラギネラ属は世界に700種くらいが分布する。
日本にも岩檜葉(イワヒバ)などが分布し、属名の和名をイワヒバ属という。
本種は、北海道から本州にかけてと大分県に分布し、高山の岩上や草地などに生える。
絶滅危惧種に指定する県も多い。
海外では、ユーラシア大陸の温帯に広く分布する。
中国名は小卷柏(ショウケンパク)という。
岩檜葉(イワヒバ)の中国名が卷柏(ケンパク)で、こちらは生薬とされる。
主茎と側枝の区別が明瞭でなく、もつれ合ってマット状になる。
長さは5センチから20センチくらいである。
腹葉は卵状で先が丸い。
背葉は斜上してつき、幅の狭い卵形で微かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
胞子嚢葉長く立ち上がり、先に胞子嚢群をつける。
属名の Selaginella はヒカゲノカズラの古名「Selago」の縮小形である。
種小名の helvetica は「スイス(Helvetia)の」という意味である。
写真は7月に仙台市野草園で撮った。
学名:Selaginella helvetica

★シダだけど苔の字似合う小ささに
 自然の広さ肌身で感じ

 


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松坂羊歯(マツザカシダ)はイノモトソウ科イノモトソウ属(プテリス属)の常緑多年草である。
プテリス属は、世界の熱帯・亜熱帯地方を中心に280種くらいある。
日本にも井の許草(イノモトソウ)などが分布し、属名の和名をイノモトソウ属という。
本種は本州の千葉県以西の太平洋側、島根県以西の日本海側、四国、九州、沖縄に分布し、石灰岩地域の林の中に生えるシダ植物である。
海外では、朝鮮半島、台湾などにも分布する。
和名の由来ははっきりしていない。
井の許草(イノモトソウ)に似ているが、それよりも葉の幅がずっと広い。
草丈は70センチから100センチくらいである。
根茎は短く横に這う。
葉の質はやや厚く硬くて艶がある。
側羽葉は線状の長い楕円形で1対から3対あり、葉は波のようにうねる。
葉の中肋に沿って白い斑が入るものがあり、園芸的に栽培される。
胞子嚢群は葉の裏面の縁に長くつく。
属名の Pteris はギリシャ語の「pteron(翼)」からきている。羽状の葉の形から名づけられた。
種小名の nipponica は「日本の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Pteris nipponica

★名の由来土地か人かと思うけど
 調べてみてもはっきりとせず




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サンケジア・スペキオサはキツネノマゴ科サンケジア属の常緑低木である。
サンケジア属は中南アメリカに20種くらいが分布する。
本種はエクアドル、ペルー、ブラジルなどに分布し、熱帯雨林に生える。
樹高は1~2メートルである。
葉は大きな楕円形で、向かい合って生える(対生)
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の色は緑色で、白い葉脈が目立つ。
観葉植物として人気がある。
開花時期はほぼ周年である。
枝先や葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、細い筒状の黄色い花をつける。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)の色は赤橙色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、和名を金葉木(キンヨウボク)とするものもあるが、例えばYListなどではアフェランドラ属(Aphelandra)の植物にこの名を充てており、紛らわしい。
属名の Sanchezia は19世紀のスペインの植物学者「サンチェス(Jose Sanchez)さん」の名からきている。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Sanchezia speciosa

★熱帯で雨に打たれてすくすくと
 伸ばした葉っぱは色も鮮やか



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クロトン擬き(クロトンモドキ)はキツネノマゴ科クロトンモドキ属(グラプトフィルム属)の常緑低木である。
グラプトフィルム属は西アフリカ、オーストラリア、ニューギニアなどに数種が分布する。
本種にクロトン擬き(クロトンモドキ)の和名があり、属名の和名をクロトンモドキ属という。
和名の由来はトウダイグサ科のクロトンの木(クロトンノキ)に似ることからきている。
別名を金紫木(キンシボク)という。
学名のグラプトフィルム・ピクツムで表示するものもある。
本種の原産地はニューギニア、南太平洋諸島、オーストラリアなどである。
主に観葉植物として栽培される。
樹高は150~250センチである。
葉は楕円形で向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の色は緑色で、真ん中にクリーム色の斑が入る。
開花時期は夏である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色をした筒状の花をつける。
花の色には濃淡がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Graptophyllum はギリシャ語の「graptos(色を塗った)+phyllon(葉)」からきている。
種小名の pictum は「彩色された」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Graptophyllum pictum

★似てるかな名前のつけ方微妙だよ
 この呼び方はいま一つかな




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ザミオクルカス・ザミーフォリアはサトイモ科ザミオクルカス属の多年草である。
1属1種である。
東アフリカから南アフリカにかけて分布する。
YListでは和名を蘇鉄葉海芋(ソテツバカイウ)としている。
多肉性でソテツ科のザミア(APG体系ではザミア科)に似た珍奇な観葉植物として愛好されている。
草丈は30~60センチくらいである。
地中に多肉質の塊茎をつける。
葉は羽状複葉で、6~8対の小葉からなる。
小葉の形は楕円形である。
葉の質は革質で肉厚である。
開花時期は9~10月である。
黄緑色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)に包まれた白っぽくて短い棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
全草が有毒である。
属名の Zamioculcas は属名とアラビア語の「Zamia(ザミア属)+culcas(サトイモ)」からきている。
種小名の zamiifolia は「ザミア属に似た葉の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Zamioculcas zamiifolia

★サトイモの仲間だなんて見えないね
 どうしてなったのこんな姿に




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