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植物図鑑ブログ

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大木蓮子(オオイタビ)はクワ科イチジク属の蔓性常緑低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸に近い山地や崖地などに生える。
海外では、台湾や中国にも分布する。
木蓮子(イタビ)というのは犬枇杷(イヌビワ)の別名である。
近縁種に木蓮子葛(イタビカズラ)があり、それよりも大形だというのが名の由来である。
樹高は1~3メートルくらいである。
気根(空気中に伸びる根)を出して他のものに絡まって伸びる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先はわずかに尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で厚い。
開花時期は5~7月である。
雌雄異株である。
無花果(イチジク)と同じように隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)である。
花の後にできる実は3~5センチの球形で無花果(イチジク)に似ており、11月ころに黒紫色に熟する。
実は食用にするところもある。
葉に斑が入った園芸品種もあり、生垣などにもされる。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の pumila は「小人のような」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Ficus pumila

★めずらしい名前に出会い興味もつ
 木蓮子というのはどこから来たの




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金明竹(キンメイチク)はイネ科マダケ属の常緑高木である。
真竹(マダケ)の近縁種である。
黄金色の稈に緑色の縦筋が入るのが特徴である。
中国原産説と日本自生説がある。
石川県加賀市篠原町、福岡県杷木町、群馬県赤城村などのものが天然記念物に指定されている。
また、各地で庭園樹として植えられている。
樹高は6メートルから10メートルくらいである。
葉は幅の広い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は初夏だが、開花するのは稀である。
稈の色は伐採すると消えてしまう。
属名の Phyllostachys はギリシャ語の「phullon(葉)+ stachys(穂)」からきている。葉片のついた苞に包まれた花穂の形から名づけられた。
種小名の sulphurea は「黄色の」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Phyllostachys sulphurea(syn. Phyllostachys bambusoides f. castillonis)

★どのように育ったものか不思議だね
 黄金の色は夢にいざない




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プラティケリウム・ベイチーはウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年草である。
明治時代に日本へ渡来した麋角羊歯(ビカクシダ)と同じ仲間である。
ビカクシダ属は世界の熱帯・亜熱帯地方に18種くらいが分布するシダ植物である。
本種はオーストラリアの東部に分布し、樹木やに水辺の岩など着生する。
種小名の読み方は「ビーチー」とするものもある。
草丈は30~90センチくらいである。
葉には星状毛(放射状に伸びる毛)が生える。
葉は栄養葉と胞子葉の2種類がある。
胞子葉が主に鑑賞する部分で、鹿の角のような形をしている。
根茎から束になって生えている(束生)腎円形の葉は裸葉で、水を蓄える。
属名の Platycerium はギリシャ語の「platys(広い)+ceras(つの)」からきている。葉の様子がオオジカの角のように広がることから名づけられた。
種小名の veitchii はイギリス人の園芸家「ビーチ(James Veitch, 1792-1863)さんの」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Platycerium veitchii(syn. Platycerium bifurcatum subsp. veitchii)

★味のある角を生やした姿見て
 思わず腕組みこれは凄いね




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子持ち檜羊歯(コモチヒノキシダ)はチャセンシダ科チャセンシダ属の常緑多年草である。
チャセンシダ属は世界中に700種くらいが分布するシダ植物である。
本種の原産地はオーストラリアとニュージーランドである。
自生地では葉を野菜として食べる。
英名はマザーファーン(mother fern)という。
葉は長さが30センチくらいになる。
葉は羽状に細かく切れ込み、葉の先に珠芽ができて子株をつくる。
属名の Asplenium はギリシャ語の「splen(脾臓)」からきている。この属の1種が脾臓の病を癒すと考えられたことから名づけられた。
種小名の bulbiferum は「鱗茎のある」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Asplenium bulbiferum

★檜の葉思わすような姿して
 野菜としても珍重されて



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茶蘭(チャラン)はセンリョウ科センリョウ属の常緑小低木である。
原産地は中国の南部やタイである。
標高200~1000メートルの林の中に生える。
また、観賞用に栽培される。
日本へは江戸時代に渡来した。
日本では観賞用として鉢植えにされ、温室で育てられる。
漢字では中国名からきた「金栗蘭」の文字も充てられる。
樹高は30~60センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は分厚く、艶がある。
開花時期は5~6月である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の小さな花をつける。
花には花被はなく、ずんぐりした雌しべの脇から雄しべが出る。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと白くなる。
和名の由来は、葉が茶(チャ)に似ており、花は蘭(ラン)に似た香りがすることからきている。
属名の Chloranthus はギリシャ語の「chloros(黄緑)+anthos(花)」からきている。
種小名の spicatus は「穂状の」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Chloranthus spicatus

★花も実も姿はとても地味だけど
 芳しい香を蘭と名づけて




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