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植物図鑑ブログ

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デンドロキルム・クーテシーはラン科デンドロキルム属の多年草である。
デンドロキルム属は熱帯アジアを中心に150種ほどが分布する着生種である。
本種の原産地はフィリピンである。
標高1200~2000メートルの湿った森に生える着生種である。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
垂れ下がった穂状の茎に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、クリーム色の花をたくさんつける。
花径は1センチくらいである。
花はよい香りがする。
属名の Dendrochilum はギリシャ語の「dendron(樹)+ cheilos(唇弁)」からきている。
種小名の cootesii はオーストラリアのラン愛好家「クーテス(Jim Cootes, 1950-)さんの」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Dendrochilum cootesii

★垂れ下がる花茎とても重そうだ
 小さいけれどずっしり咲いて





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赤規那の木(アカキナノキ)はアカネ科キナノキ属の常緑高木である。
中南アメリカのコスタリカ、ベネズエラ、ボリビア、ペルーに分布し山地に生える。
繁殖力が強く、太平洋諸島などで野生化している。
そのため、国際自然保護連合(IUCN)によって世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれている。
規那というのはキナノキの樹皮を乾燥させたもののことで、解熱薬、健胃薬、抗マラリア薬に用いられるキニーネの原料とされる。
ただし、アルカイドを含むので有毒でもある。
語源はペルーの現地語のキナ(kinkina:熱を防ぐ皮)からきている。
赤規那の名は樹皮が赤味を帯びることからつけられた。
樹高は10~20メートルくらいである。
樹皮は赤味を帯びる。
葉は幅の広い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は冬である。
葉の脇から円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、白ないし淡い紅紫色をした筒状の花をたくさんつける。
花冠は先で5つに裂け、白い軟毛が密生している。
属名の Cinchona はスペインのペルー提督の妻「チンチョン伯爵夫人(Cinchon, 1600's)」の名からきている。
種小名の pubescens は「細い軟毛のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Cinchona pubescens(syn. Cinchona succirubra)

★キニーネの名前は聞いたことがある
 南の島では必需品だと




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紅頭翡翠蘭(コウトウヒスイラン)はラン科ヒスイラン属(バンダ属)の多年草である。
沖縄の尖閣諸島に分布し、山地の樹木の樹幹に着生する着生種である。
海外では、台湾、フィリピン、カリマンタン島、マリアナ諸島などにも分布する。
全国レッドデータ検索システムの統一カテゴリでは情報不足(DD)に指定されている。
「紅頭」は台湾にある発見地の旧島名である。
草丈は20~40センチくらいである。
葉は肉厚な帯状で、左右に互い違いに生える(互生)。
開花時期は1~3月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいの花をたくさんつける。
花の色は白く、淡い黄緑色の模様が入る。
唇弁は3つに裂け、上部には板状の隆起が2~3本ある。
花の色は産地によって変異があるようである。
花はよい香りがする。
属名の Vanda はサンスクリット語の「vandaka(まとわりつく)」からきている。
種小名の lamellata は「ひれ状の突起のある」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Vanda lamellata

★尖閣の花はどうしているのかな
 滅びることのなきをと祈るが




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ユーフォルビア・レウコケファラはトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑低木である。
属名の読み方は「エウフォルビア」とするものもある。
流通名を白雪姫(シラユキヒメ)という。
原産地はメキシコの南部からエルサルバドルである。
樹高は150~300センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11月から1月である。
枝先に杯状花序(花が杯状の総苞に包まれるて茎先につく)を出し、白い小さな花をつける。
花序の下につく白い苞葉のほうが目立つ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名からきている。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の leucocephala は「頭が白い」という意味である。
写真は3月に新宿御苑で撮った。
学名:Euphorbia leucocephala


★いろいろな姿があるねユーフォルビア
 白雪姫も変わっているよ




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インド綿の木(インドワタノキ)はパンヤ科キワタノキ属の落葉高木である。
分類体系によってはアオイ科とされる。
別名を木綿の木(キワタノキ)という。
原産地は台湾、フィリピン、インドなどである。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
幹は直立をする。
樹皮は灰褐色で、幹には円錐形の棘がたくさんある。
乾季(日本での秋から冬)には落葉をし、朱赤色の5弁花をつける。
花の後にできる実は楕円形で、種子には長い綿毛が生えている。
この綿毛が枕やクッションなどの詰め物に利用される
属名の Bombax はギリシャ語の「bombaks(綿ないし絹)」からきている。
種小名の ceiba はカリブ海域の現地語で「カヌー」を意味する。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Bombax ceiba


★見解がいろいろ割れているようだ
 今度は見たい熱帯の花




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