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エリデス・ローレンセアエはラン科エリデス属の常緑多年草である。
エリデス属はアジアの熱帯地方に20種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「アエリデス」とするものもある。
本種の原産地はフィリピンで、ミンダナオ島やセブ島の標高500メートルまでの地域に生える。
和名はフィリピン名護蘭(フィリピンナゴラン)というが、あまり使われていない。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
草丈は100~150センチくらいになる。
茎は立ち上がり、披針形(笹の葉のような形)の葉を左右2列につける。
開花時期は9~12月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白地に紅紫色の斑が入る花径4センチくらいの花をたくさんつける。
花はよい香りがする。
属名の Aerides はギリシャ語の「aer(空気)+eides(に似る)」からきている。樹木の高い位置に生える姿から名づけられた。
種小名の lawrenceae はイギリス王立園芸協会の総裁だった「ローレンス(James John Trevor Lawrence, 1831-1913)さん」の夫人の名からきている。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Aerides lawrenceae
★北国の植物園の温室に
南国の花ひっそりと咲き

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