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糸薄(イトススキ)はイネ科ススキ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、日当たりのよい山地や海岸近くなどに生える。
また、鑑賞用として庭に植える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
分類上は、薄(ススキ)の品種の1つとされている。
葉が糸のように細いことが和名の由来である。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は根際や茎からたくさん出て、線形で細長い。
開花時期は9~10月である。
枝分かれした枝に、隙間なく小穂が密生する。
小穂の先から細長い刺が伸び、鉤のように曲がっている。
これを芒(のぎ)といい、ススキの仲間の特徴である。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
俳句では「薄」が秋の季語である。
属名の Miscanthus はギリシャ語の「mischos(小花柄)+anthos(花)」からきている。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
品種名の gracillimus は「非常に細長い」という意味である。
写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Miscanthus sinensis f. gracillimus
★銀の穂で何を隠すや糸薄
朧の影はうごめくように
☆糸薄穂を実らせてふわふわと
秋の風情もさらには増して

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