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植物図鑑ブログ

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蔓菜(ツルナ)

蔓菜(ツルナ)はツルナ科ツルナ属の多年草である。
科の名称はハマミズナ科とするものもある。
北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の砂浜などに生える。
海外では、アジア、オーストラリア、南アメリカなどに広く分布している。
和名の由来は、茎が蔓のように地を這い、新芽や葉が菜っ葉のように食べられることからきている。
草丈は40~60センチくらいになる。
葉は三角状の卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は多肉質で無毛であるが、粒状の突起がある。
開花時期は4~11月である。
花の色は黄緑色で、葉の脇に1~2個つく。
花弁はなく、萼片が3~5枚ついている。
花径は5~10ミリくらいである。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
実は海流に乗って広がるので、世界各地の海岸に分布している。
生薬名を蕃杏(ばんきょう)といい、胃腸薬とされる。
属名の Tetragonia はギリシャ語の「tetra(4つの)+gonia(角)」からきている。果実の形から名づけられた。
種小名の tetragonoides は「四角に似た」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Tetragonia tetragonoides


★砂浜が大好きだよと這い延びる
 蔓菜の花はとても小さく


蔓菜(ツルナ)

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