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- 2013.10.21 バンクシア・ジョーイキャンドル
- 2013.10.20 カトレア・ラビアタ
- 2013.10.16 梅擬き(ウメモドキ)
- 2013.10.15 那智大文字草(ナチダイモンジソウ)
- 2013.10.14 蔓葦(ツルヨシ)
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バンクシアはヤマモガシ科バンクシア属の常緑樹の総称である。
バンクシア属は80種くらいあり、ほとんどがオーストラリアに分布する。
ジョーイキャンドル(Joey Candle)はその園芸品種である。
矮性種で、樹高は1メートルくらいである。
鉢物用に育成されたとのことで、這うようにして横に広がる。
ただし、この名称は日本のサイトでしか発見できない。
おそらく、日本で育成され日本のみで流通するローカルな品種なのであろう。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10月から2月くらいである。
長い円筒形のブラシのような穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄橙色の花をつける。
長く飛び出しているのは花柱(雌しべの一部で柱頭と子房とをつなぐ部分)である。
花被片が4枚あり、それぞれに雄しべが1本ずつつく。
花の後にできる実は木質の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Banksia はイギリスの植物学者「バンクス(Joseph Banks, 1743-1820)さん」の名からきている。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Banksia 'Joey Candle'
★この花は日本生まれの花なのか
わからないけど謎もまたよし

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カトレア・ラビアタはラン科カトレア属の多年草である。
カトレア属は中南アメリカに40種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「カトレヤ」とするものもある。
本種はカトレア属の基準種である。
和名は日の出蘭(ヒノデラン)という。
原産地はブラジルである。
標高500~900メートルの森の中に生える着生種である。
草丈は20~30センチである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から初冬である。
花径は15センチくらいある。
花の色はピンクである。
唇弁は筒状で、内側は濃い紅紫色をしており黄色が交じる。
花はとてもよい香りがする。
属名の Cattleya はイギリス人の植物収集家「カトレイ(William Cattley, 1788-1835)さん」の名からきている。
種小名の labiata は「唇弁のある」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Cattleya labiata
★数々の伝説を持つラビアタの
花は華麗で野生に満ちて

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梅擬き(ウメモドキ)はモチノキ科モチノキ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、山地の湿地に生える。
また、庭木とされたり、生け花の花材として利用される。
樹高は2~3メートルである。
枝は細く、よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には小さな尖ったぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
雌雄異株である。
葉の脇に淡い紫色の小さな花をつける。
花弁数は4枚である。
雄花には4本の雄しべがある。
雌花には雌しべと一緒に小さな雄しべが4本ある。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋には真っ赤に熟する。
実の色が白いものもあり、白梅擬き(シロウメモドキ)という。
実の鑑賞時期は9~12月である。
和名の由来は梅に似ているということなのだが、どが似ているかには諸説があるという。
花言葉は「知恵」である。
俳句の季語は秋である。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
花の写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Ilex serrata
★ふと見れば金平糖を見るような
小花可愛く梅擬咲く

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大文字草(ダイモンジソウ)はユキノシタ科ユキノシタ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の湿った岩場などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンなどにも分布する。
中でも和歌山県の那智地方に分布するものを那智大文字草(ナチダイモンジソウ)と呼ぶことがある。
山野草愛好者の間で流通している名称なので、学名上は大文字草(ダイモンジソウ)と変わりがない。
草丈は10センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は円形で、手のひら状に粗く切れ込む。
葉には長い柄があり、つけ根の部分は心形である。
開花時期は9月から11月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い花を疎らにつける。
花弁は5枚で、そのうちの2枚がほかよりも長く「大」の字に似ている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Saxifraga はラテン語の「saxum(石)+frangere(砕く)」からきている。この属のある植物が尿の結石を溶かす作用があると考えられたことから名づけられた。
種小名の fortunei はイギリス人の植物学者「フォーチュン(Robert Fortune, 1812-1880)さんの」という意味である。インドや中国の植物を多数収集した。
変種名の alpina は「高山に生える」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Saxifraga fortunei var. alpina
★那智の地の岩肌にぺたりへばりつき
花を咲かせる姿を思い

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蔓葦(ツルヨシ)はイネ科ヨシ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、河川の上流域から中流域にかけての砂地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ウスリー地方などにも分布する。
近縁種の葦(ヨシ)とよく似ているが、地上茎(ランナー)が地を這って伸びる点が異なる。
草丈は150~200センチくらいである。
葉は灰色を帯びた線形で、互い違いに生える(互生)。
葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)は紫色を帯びる。
開花時期は8~10月である。
長さ30センチくらいの円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出して紫褐色の小穂をつける。
属名の Phragmites はギリシャ語の「phragma(垣根)」からきている。垣根のように生えることから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は10月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Phragmites japonica
★逞しい力で地を這う蔓葦は
速い流れもものともせずに

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