忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

選択したカテゴリーの記事一覧
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



白胡蝶(シロゴチョウ)はマメ科ツノクサネム属の常緑低木である。
原産地はフィリピン、マレーシア、インドネシア、北オーストラリア、インドなどである。
若葉や花は湯通ししてサラダや炒め物にする野菜の木である。
庭園樹や街路樹としても利用される。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
葉は太陽のほうを向いており、夜になると辞儀草(オジギソウ)のように閉じる。
開花時期は4~5月と9~10月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い蝶形の花をつける。
花径は5~10センチくらいあり大きい。
花の後にできる実は細長い豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
長さは30~60センチくらいあり大きい。
樹皮や葉は薬用としても使われる。
属名の Sesbania の由来ははっきりしていない。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
品種名の Alba は「白い」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Sesbania grandiflora 'Alba'

★ゆうゆうと翼広げて南国の
 空に羽ばたく白胡蝶は




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







PR
 

黒よな(クロヨナ)はマメ科ナツフジ属(クロヨナ属)の常緑高木である。
屋久島から沖縄にかけて分布し、海岸近くや石灰岩地に生える。
海外では、台湾、中国、マレーシア、インド、南太平洋諸島などにも分布する。
和名は沖縄の方言からきている。
ユナ(海岸近くの植物が生える所)に生える幹の黒い木を意味する「クロユナ」の転訛したものである。
樹高は10~15メートルくらいである。
樹皮は暗い灰白色で、タンニンを含む。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は卵形で、先が尖る。
開花時期は年に2回あり、3~4月ころと8~9月ころである。
枝先に15~30センチの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、長さ2センチくらいの淡い紫色をした蝶形の花をたくさんつける。
花の後にできる実は長さ5センチくらいの豆果(莢の中に種子が入るもの)で、莢の中には黄色くて平べったい楕円形の豆が入っている。
種子から油が採れ、ロウソク、石鹸の材料や薬用に用いられる。
樹皮からはタンニンや繊維が採れる。
材は緻密で、器具材、細工物、車軸材などに用いられる。
属名の Millettia はスコットランド生まれの植物収集家で東インド会社に勤めた「ミレット(Charles Millett, Charles Millett, 1792-1873)さん」の名からきている。
種小名の pinnata は「羽状の」という意味である。
写真は11月に那覇市の識名園で撮った。
学名:Millettia pinnata(syn. Pongamia pinnata)

★黒よなは幹もすっきり大きな木
 葉も大きくて羽ばたくように




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル









デンドロキルム・ウンカツムはラン科デンドロキルム属の多年草である。
デンドロキルム属は熱帯アジアを中心に150種ほどが分布する着生種である。
本種の原産地は台湾、フィリピンである。
標高500~2300メートルの森に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉には柄があり線形である。
開花時期は秋である。
垂れ下がった穂状の茎に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、クリーム色の花をたくさんつける。
花径は1センチに満たない。
花はよい香りがする。
属名の Dendrochilum はギリシャ語の「dendron(樹)+ cheilos(唇弁)」からきている。
種小名の uncatum は「鈎をもった」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrochilum uncatum

★香りよい花だけれどもネックレス
 自然のままの宝石ここに




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル









クラッスラ・セツロサはベンケイソウ科クラッスラ属の常緑多年草である。
クラッスラ属は南アフリカや東アフリカに300種以上が分布する。
本種は南アフリカの標高600メートル以上の山地の岸壁などに生える多肉植物である。
流通名は夢巴(ユメトモエ)という。
草丈は25センチくらいである。
葉は肉厚で小さな棘状の毛があり、マット状に広がる。
葉の色は明るい緑色のものから灰色を帯びるものまであり多様である。
開花時期は夏から秋である。
葉の脇から花茎を伸ばして集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼片で5枚あり、星形になる。
雄しべは5本、雌しべも5本である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Crassula はラテン語の「crassula(厚い)」に由来する。この仲間の多くが水分を含む葉と茎を持つことからきている。
種小名の setulosaは「小さな棘状の毛の多い」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Crassula setulosa

★日本ではあまり見られぬセツロサの
 花を目にするこれはラッキー




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル










エリデス・ローレンセアエはラン科エリデス属の常緑多年草である。
エリデス属はアジアの熱帯地方に20種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「アエリデス」とするものもある。
本種の原産地はフィリピンで、ミンダナオ島やセブ島の標高500メートルまでの地域に生える。
和名はフィリピン名護蘭(フィリピンナゴラン)というが、あまり使われていない。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
草丈は100~150センチくらいになる。
茎は立ち上がり、披針形(笹の葉のような形)の葉を左右2列につける。
開花時期は9~12月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白地に紅紫色の斑が入る花径4センチくらいの花をたくさんつける。
花はよい香りがする。
属名の Aerides はギリシャ語の「aer(空気)+eides(に似る)」からきている。樹木の高い位置に生える姿から名づけられた。
種小名の lawrenceae はイギリス王立園芸協会の総裁だった「ローレンス(James John Trevor Lawrence, 1831-1913)さん」の夫人の名からきている。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Aerides lawrenceae

★北国の植物園の温室に
 南国の花ひっそりと咲き




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]