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植物図鑑ブログ

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山白菊(ヤマシロギク)はキク科シオン属(アスター属)の多年草である。
アスター属はユーラシア大陸に180種くらいが分布する(北アメリカに分布する種を除いた場合)。
日本にも紫苑(シオン)などが分布するので、属名の和名をシオン属という。
本種は日本固有種である。
本州の東海地方から九州にかけて分布し、山地の日当りよい草地に生える。
別名を田舎菊(イナカギク)という。
草丈は40センチから100センチくらいである。
茎や葉には白い軟毛がたくさん生えていてざらつく。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、縁毛があ。
葉のつけ根から3分の1くらいのところで急に狭くなり、つけ根の部分はやや茎を抱く。
開花時期は8月から11月くらいである。
茎先で少し枝分かれをし、散房状(柄のある花がいくつかつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)に花(頭花)をつける。
花径は2センチくらいで小さ目である。
白い花びら(舌状花)は11枚から15枚くらいである。
筒状花は鮮やかな黄色だが、時間が経つと色あせて白色っぽくなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の semiamplexicaulis は「やや茎を抱く」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Aster semiamplexicaulis

★仲間との区別はなかなかむずかしい
 違いはどこと目を皿にして




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