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無人青雁皮(ムニンアオガンピ)はジンチョウゲ科アオガンピ属の常緑小低木である。
小笠原諸島の固有種で、海岸近くの岩場などに生える。
自生地では桜楮(サクラコウゾ)と呼ばれ、戦前は和紙づくりに用いられた。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
南西諸島などに近縁種の青雁皮(アオガンピ)が分布する。
青雁皮(アオガンピ)は両性花だが、本種は雌雄異株である。
樹高は80センチくらいである。
葉は倒卵形で、向かい合って生える(対生)
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚い。
開花時期は4~5月と10~11月である。
植物園では9~2月ころに花が咲く。
花冠は筒状で、先は4つに裂け大きく横に開く。
花の色は黄緑色である。
花には仄かな香りがある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤く熟する。
属名の Wikstroemia はスウェーデンの植物学者「ウィクストロエム(J.E.Wikstroem)さん」の名からきている。
種小名の pseudoretusa は「アオガンピに似た」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Wikstroemia pseudoretusa
★久々に訪ねた冬の夢の島
まだ見ぬ花に出合う歓び

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