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疣草(イボクサ)はツユクサ科イボクサ属の一年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、水田や湿地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、北アメリカ東部などにも分布する。
草丈は20センチから30センチである。
茎は赤味を帯び、下部で枝分かれをして横に這う。
葉は幅の狭い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は鞘状になって茎を抱く。
開花時期は9月から11月である。
3弁の淡い紅色の花をつける。
萼片は3枚で緑色である。
雄しべが3本と仮雄しべが3本ある。
雌しべは1本で、子房は3室である。
花は一日花である。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すと果皮が裂開する果実)で、垂れ下がる。
和名の由来は、イボとりに効くというところからきている。
属名の Murdannia はインドの植物収集家「ムルダン(Munshi Murdan Ali)さん」の名からきている。
種小名の keisak は江戸時代の収集家「二宮敬作さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Murdannia keisak
★疣草の花は小さく背も低く
ひっそりと咲くここにいるよと

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