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植物図鑑ブログ

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テコマンテ・デンドロフィラ

テコマンテ・デンドロフィラはノウゼンカズラ科テコマンテ属の蔓性常緑木本である。
原産地はモルッカ諸島ソロモン諸島ニューギニア島である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は卵形である。
葉の質は革質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は冬から夏である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い紅紫色をしたラッパ状の花を下向きにつける。
花は長さが7センチから8センチあり大きい。
花冠の先は浅く5つに裂ける。
花の寿命は数日だが、次々と新しい花が開く。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Tecomanthe dendrophila


★大きくて触れればぼたぼた落ちるんだ
 不思議があるよ冬の温室


テコマンテ・デンドロフィラ

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柳葉山茶花(ヤナギバサザンカ)

柳葉山茶花(ヤナギバサザンカ)はツバキ科ツバキ属の常緑小高木である。
原産地は中国の南部と香港、台湾である。
漢名は「柳葉山茶」ないし「柳葉毛蘂茶」である。
樹高は3メートルから8メートルくらいである。
葉は「柳」の葉に似た広めの披針形で、互い違いに生える(互生
葉の長さは6センチから8センチくらい、幅は1センチから2センチである。
葉の表面は緑色ないし黄緑色で艶は鈍く、裏面には細かい毛が生える。
開花時期は12月から4月くらいである。
葉の脇に花径2センチから4センチくらいの小振りな白い花を数輪ずつ下向きにつける。
花びらは5枚から6枚であまり開かず、枝の陰に隠れて目立たない。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia salicifolia


★暖かな土地が好みの山茶花の
 花は小さく葉っぱは細く


柳葉山茶花(ヤナギバサザンカ)

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大花蘇芯花(オオバナソシンカ)

大花蘇芯花(オオバナソシンカ)はマメ科ハマカズラ属の常緑小高木である。
原産地は香港である。
別名を赤花袴の木(アカバナハカマノキ)という。
葉の形が「羊の蹄」に似ることから羊蹄木(ヨウテイボク)とも呼ばれる。
英名はホンコンオーキッドツリー(Hong Kong orchid tree)である。
樹高は4メートルから8メートルくらいである。
開花時期は11月から3月くらいである。
花の色は鮮やかな紅紫色である。
花には甘い香りがある。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Bauhinia blankeana


★香港が故郷と知り頷ける
 大花蘇芯花色鮮やかに


大花蘇芯花(オオバナソシンカ)

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