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植物図鑑ブログ

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ピングイクラ・プリムリフローラはタヌキモ科ムシトリスミレ属(ピングイクラ属)の常緑多年草である。
ピングイクラ属は世界に80種くらいが分布する。
属名の読み方はピンギキュラとするものもある。
日本にも虫取り菫(ムシトリスミレ)などが分布し、属名の和名をムシトリスミレ属という。
葉から粘液を出して虫を捕らえる食虫植物の仲間である。
本種の原産地はアメリカ合衆国である。
南東部のミシシッピ州、ジョージア州、フロリダ州に分布し、メキシコ湾岸の低湿地に生える。
草丈は10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、根際から生えてロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は多肉質で、葉の縁は内側に湾曲する。
葉の表面の細かな腺毛から粘液を出して虫を捕まえる。
開花時期は春から夏である。
茎先に花径10ミリから15ミリくらいの紅紫色をした小さな花をつける。
花冠は唇形に5つに裂け、それぞれの先がさらに2つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pinguicula はラテン語の「pinguis(やや脂肪性の)」からきている。葉の面の脂肪光沢が強いためと思われる。
種小名の primuliflora は「サクラソウ属(Primula)のような花の」という意味である。
写真は3月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Pinguicula primuliflora

★プリムラにとてもよく似た花姿
 花も大変虫は尚更



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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
高砂(タカサゴ)はその栽培品種の1つである。(梅図鑑参照)
豊後系・豊後性の白い八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。
開花時期は2月から3月である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は3月に墨田区文花の香取神社香梅園で撮った。
学名:Prunus mume 'Takasago'

★お目出度い名前つけられ照れくさい
 俯き咲く背に陽射しの漏れて

 

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セロジネ・フィリペダはラン科セロジネ属の多年草である。
セロジネ属はアジアや南太平洋に200種以上が分布する着生種である。
属名の読み方はラテン語風にコエロギネとするものもある。
本種の原産地は中国の雲南省やベトナムである。
標高1400メートルから1700メートルの地域に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質はやや硬く、肉厚である。
開花時期は冬から春である。
総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂らし、花径4センチくらいの黄白色の花を数輪つける。
唇弁には黄色や茶色の模様が入る。
属名の Coelogyne はギリシャ語の「coelos(空洞)+gyne(雌)」からきている。柱頭が窪んでいることから名づけられた。
種小名の filipeda は「糸状の」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Coelogyne filipeda

★憧れの雲南省に咲くという
 セロジネの花とてもシックで




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デンドロキルム・フォルモサヌムはラン科デンドロキルム属の多年草である。
デンドロキルム属は熱帯アジアを中心に150種ほどが分布する着生種である。
本種の原産地は台湾である。
標高500~800メートルの山地に生える。
和名は台湾零余草(タイワンムカゴソウ)という。
草丈は30~40センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から春である。
弓状に垂れた総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの小さな黄緑色の花を密につける。
属名の Dendrochilum はギリシャ語の「dendron(樹)+ cheilos(唇弁)」からきている。
種小名の formosanum は「台湾の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Dendrochilum formosanum

★いろいろな和名で呼ばれていたようだ
 遠くて近い台湾育ち




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ベゴニア・ボウエラエはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいの原種が分布する。
また多くの園芸品種がある。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
ベゴニア・ボウエラエの原産地はメキシコである。
根茎性ベゴニアといわれるものの1つである。
地表面に肥大化した茎があり、そこから根を伸ばすグループである。
草丈は25センチから30センチくらいである。
葉は心臓形で、縁に黒紫色の斑紋がある。
ニグラマルガ(nigramarga)はその変種である。
葉はビロード状の艶のある緑色で、葉脈に沿って黒紫色の斑紋が入る。
開花時期は冬から早春である。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、小さな白い花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の bowerae はベゴニア愛好家「バウアー(Constance Bower, 1900's)さんの」という意味である。
変種名の nigramarga は「黒い縁の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia bowerae var. nigramarga

★鮮やかな模様が目立つ葉っぱだね
 花より葉っぱを楽しむのかな




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