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植物図鑑ブログ

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唐金盞花(トウキンセンカ)はキク科キンセンカ属(カレンデュラ属)の一年草である。
カレンデュラ属は南ヨーロッパや西アジアなどに15種から20種くらいが分布する。
日本へは江戸時代の初期に渡来したカレンデュラ・アルベンシス(Calendula arvensis)に姫金盞花(ヒメキンセンカ)ないし本金盞花(ホンキンセンカ)の和名がある。
また、江戸時代の末に中国から渡来したカレンデュラ・オフィキナリス(Calendula officinalis)に唐金盞花(トウキンセンカ)の和名がある。
この両者が金盞花(キンセンカ)とも呼ばれており、属名の和名もキンセンカ属という。
前者は小輪・一重咲き、後者は大輪・八重咲きの品種である。
「金盞花」の和名の由来は中国名を日本語読みしたもので、「盞」には盃の意味がある。
花の色と形を「金の盃」にたとえたものである。
英名はポットマリーゴールド(pot marigold)である。
ドワーフ・アリスは唐金盞花(トウキンセンカ)の矮性品種である。
草丈は20センチくらいである。
葉はへら状で柔らかく、互い違いに生える(互生)。
開花時期は2~4月である。
花の色にはオレンジのものとイエローのものがある。
花径は10センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Calendula はラテン語の「Calendae(毎月の第1日)」からきている。どの月の初めにも咲いているほど花期が長いということから名づけられた。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
殺菌作用に優れ、ヨーロッパでは昔から民間薬として利用されていた。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Calendula officinalis 'Dwarf Alice'

★背は低くだけど綺麗に着飾るよ
 もうすぐ春がやって来るから



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