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植物図鑑ブログ

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座禅草(ザゼンソウ)はサトイモ科ザゼンソウ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地の湿地に生える。
海外では、朝鮮半島やサハリンにも分布する。
和名の由来は、花の姿を座禅を組む僧侶に見立てたものである。
別名を達磨草(ダルマソウ)ともいう。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、心形である。
葉の先は丸みがあり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は2~4月くらいである。
葉に先立って花をつける。
暗い紫褐色をした苞の部分を仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)と呼ぶ。
苞の中に肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)と呼ばれる花をつける部分がある。
内側にたくさんつく黄色い部分が花である。
発熱植物という特徴があり、開花する際に肉穂花序が発熱し悪臭を放つ。
このことから英名はスカンクキャベツ(skunk cabbage)とされている。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Symplocarpus はギリシャ語の「symplocos(結合した)+carpos(果実)」からきている。子房が集合した果実に合着していることことから名づけられた。
種小名の foetidus は「悪臭のある」という意味である。
変種名の latissimus は「非常に広い」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Symplocarpus foetidus var. latissimus


★面白い姿かたちの座禅草
 中が見たいと体ひねって




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