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山茱萸(サンシュユ)はミズキ科ミズキ属の落葉小高木である。
原産地は中国、朝鮮半島である。
日本へは、江戸時代の中期に朝鮮から薬用として渡来した。
樹高は4~8メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
樹皮は黒褐色で剥がれる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には短い柄があり、先は尖る。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の裏面のつけ根のほうには褐色の毛が生える。
開花時期は2~3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
枝一面に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、黄色い花をたくさんつける。
花びらは4枚、雄しべは4本、雌しべは1本である。
その姿から春黄金花(ハルコガネバナ)の別名がある。
また、秋には茱萸(グミ)に似た楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が赤く熟する。
その姿から秋珊瑚(アキサンゴ)の別名もある。
実は果実酒ともされる。
また、八味地黄丸(はちみじおうがん)に処方されていて、糖尿病、腰痛、動脈硬化、前立腺肥大などに有効とされている。
俳句では、「山茱萸の花」が春の季語である。
属名の Cornus はラテン語の「cornu(角)」からきている。材質の堅いことから名づけられた。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Cornus officinalis
★枝々を埋め尽くし咲く山茱萸は
春の訪れ知らせるように
☆日の光降り注ぐよな山茱萸を
見上げん二人春風の中

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