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植物図鑑ブログ

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山丹花擬き(サンタンカモドキ)はキョウチクトウ科アコカンテラ属の常緑低木である。
南アフリカや東アフリカに分布する。
花の様子がアカネ科の山丹花(サンタンカ)に似ているというのが和名の由来である。
学名のアコカンテラ・スペクタビリスで表示するものもある。
樹高は3~4メートルである。
樹液は猛毒である。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質である。
開花時期は春である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白ないし淡い紅色の花をつける。
花冠は筒状で、先が星形に5つに裂ける。
花には強い香りがある。
実は楕円形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、プラムのように紅紫色から黒紫色に熟する。
美味しそうだがこれも猛毒である。
属名の Acokanthera はギリシャ語の「akis(スパイク)+anthera(葯)」からきている。
種小名の spectabilis は「素晴らしい」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Acokanthera spectabilis


★美しい姿だけれど毒がある
 アフリカ生まれの山丹花擬き






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丸葉満作(マルバマンサク)はマンサク科マンサク属の落葉低木ないし小高木である。
北海道の西南部から本州の鳥取県にかけて、主として日本海側に分布し、山地に生える。
山地に生え、また庭木としても愛好されている。
分類上は、太平洋側に分布する満作(マンサク)の変種とされている。
違いは、基本種に比べて葉の先が丸くなることである。
樹高は2メートルから6メートルくらいである。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は2月から4月である。
基本種よりもやや遅れて、葉の展開に先立って花を咲かせる。
花は2から4個が固まってつく。
黄色い花びら(花弁)は4枚で、茶色い4枚の萼片とのコントラストが美しい。
雄しべは4本、雌しべは1本である。
秋にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、黒く熟する。
属名の Hamamelis はギリシャ語の「hamos(似た)+melis(リンゴ)」からきている。別の属につけられた名が転用された。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種名の obtusata は「鈍頭の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Hamamelis japonica var. obtusata


★探してた丸葉満作見つけたよ
 北の大地はさすがに遅い





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ナルキッスス・フォーチュンはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
ヨーロッパで改良された園芸品種の1つである。
国際的な分類では大杯水仙(タイハイスイセン)の1つとされる。
大杯水仙(タイハイスイセン)というのは、イギリス王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の定義では、1茎1花で、副冠の長さが花被片の3分の1以上あるが花被片の長さは超えないもののことである。
本種が作出されたのは大正時代である。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3~4月である。
花径が10センチくらいある大輪で、バランスのとれた美しさがある。
花被片は淡い黄色で、副冠はオレンジ色をしている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
品種名の Fortune は「財産」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Narcissus 'Fortune'


★柔らかな色合いをしてにっこりと
 春の歓び伝えるように




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ブルボフィルム・オリエンタレはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の多年草である。
原産地は中国の雲南省、ベトナム、タイなどである。
標高500~2300メートルの地域に生える着生種である。
草丈は5~10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で革質である。
開花時期は春から夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂らし、花径1センチくらいの橙色の花をたくさんつける。
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の orientale は「東方の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Bulbophyllum orientale


★花の名に小首傾げつ眺むれば
 色濃き様もまた怪しかるらむ




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馬酔木(アセビ)はツツジ科アセビ属の常緑低木である。
日本原産である。
本州の東北地方から九州にかけて分布し、山野に生える。
また、庭木ともされる。
斑入り馬酔木(フイリアセビ)はその園芸品種である。
特徴は、葉の縁に白いラインが入ることである。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は濃い緑色で毛が生えている。
開花時期は2~4月くらいである。
濃緑色の葉が茂る枝先に壺形の白い小花を総状にたくさんつける。
花冠の先は浅く5つに裂けている。
花の後にできる実は扁球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上向きにつく。
属名の Pieris はギリシャ神話の詩の女神ミューズが住んでいたマケドニアの地名「ピエリス(Pieris)」 からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
品種名の Variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Pieris japonica 'Variegata'


★覆輪の葉っぱはどこにあるのかと
 探せば微かに姿の見えて




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