選択したカテゴリーの記事一覧
- 2025.07.23 [PR]
- 2012.03.05 デージー
- 2012.03.04 ネモフィラ・マクラタ
- 2012.03.03 菜の花(ナノハナ)
- 2012.03.02 三角草(ミスミソウ)
- 2012.03.01 白花金魚木(シロバナキンギョボク)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
デージーはキク科ヒナギク属(ベリス属)の多年草である。
梅雨の季節の高温多湿には耐えられないため、園芸的には一年草扱いをされている。
和名は、雛菊(ヒナギク)という。
延命菊(エンメイギク)、長命菊(チョウメイギク)などの別名もある。
原産地は西ヨーロッパである。
イタリアでは国花となっている。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
草丈は10~20センチくらいである。
葉はへら形で、根際から生える。
開花時期は12~5月である。
花茎の先に頭状花が1つだけつく。
野生種は一重の白花だったが、園芸品種には重弁のものが多く花色も多彩である。
花の真ん中には黄色い筒状花が集まる。
その周りを舌状花が取り囲む。
日を受けると花開き、曇りの日や夜は閉じる。
舌状花は雌性である。
筒状花は4つから5つに裂け、色は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
俳句の季語は春である。
属名の Bellis はラテン語の「bellus(美しい)」からきている。
種小名の perennis は「多年生の」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名は上からハイジ、ヨーゼフ、ロベラである。
学名:Bellis perennis
★雛菊が敷き詰められた花畑
彼方の海が潮風運び

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
ネモフィラ・マクラタはハゼリソウ科ルリカラクサ属(ネモフィラ属)の一年草である。
種小名の読み方は「マキュラータ」や「マクラータ」とするものもある。
原産地はアメリカのカリフォルニア州である。
草地や林の中に生える。
草丈は30~40センチくらいである。
葉は羽状に深く裂ける。
開花時期は3~5月である。
花径は3センチくらいあり、ネモフィラの仲間の中では大きい。
花びら(花弁)は5枚で、淡いブルーの筋が入る。
また、それぞれの花びらの先には紫紺の斑が入る。
そこから、英名はファイブスポット(five spot)という。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、ネモフィラの和名は瑠璃唐草(ルリカラクサ)であるが、これはネモフィラ・メンジージー(Nemophila menziesii)を指している。
属名の Nemophila はギリシャ語の「nemos(小さな森)+ phileo(愛する)」からきている。
種小名の maculata は「斑点のある」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nemophila maculata
★花びらの先にきれいな模様つけ
マキュラータはまるで妖精

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
菜の花(ナノハナ)はアブラナ科アブラナ属の越年草の総称である。
作物としては油菜(アブラナ)、菜種(ナタネ)などの名称で知られている。
北ヨーロッパ、バルト海沿岸からウクライナ、ベラルーシュを経てシベリアに至る地域で野生種が見られる。
中国には紀元前に既に伝播していたようで、日本にも奈良時代までには中国大陸から渡来し、野菜や油料作物として広く栽培されてきた。
だが、現在栽培されているものは西洋油菜(セイヨウアブラナ)で、かつて栽培されていたものとは種類が異なる。
油菜(アブラナ)は種子から油を採る植物に対する総称なのだが、大雑把に言えば、日本でかつて栽培されていた和種とヨーロッパで栽培されていた洋種に分けられる。
今では観賞用の切り花としての需要も多いが、切り花として売られているのは西洋油菜(セイヨウアブラナ)の園芸品種である。
河川の堤防に植えられているのは西洋油菜(セイヨウアブラナ)や西洋芥子菜(セイヨウカラシナ)である。
見分けるポイントは、西洋油菜(セイヨウアブラナ)は葉のつけ根の部分が茎を抱くことである。
草丈は50~100センチくらいである。
茎は直立し、上部で枝分かれをする。
葉は幅の広い披針形である。
茎の下部につく葉は柄があって大きい。
菊の上部につく葉はつけ根の部分が茎を抱く。
菜の花の開花時期は2月~5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色の十字状花をたくさんつける。
俳句の季語は春である。
蕪村の次の句がよく知られている。
「菜の花や月は東に日は西に」
果実は細長いさや状の長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)で、種子から菜種油をしぼる。
昔は灯火、食用油、潤滑油などに使われ、搾りかすは肥料に使われた。
また、おひたしや和え物として食べられる。
さらには、蜂蜜を作る原料ともなっている。
養蜂業者は暖地から花期に従ってしだいに北上し、その花蜜を集めている。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の napus はラテン語で「カブラ」という意味である。
写真は3月に江戸川河畔で撮った。
学名:Brassica napus(洋種)
★青空を見上げさわさわ黄金波
揺れる菜の花春の日受けて
☆一面に広がる黄金春の陽に
菜の花畑歌も響いて

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
三角草(ミスミソウ)はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方から九州にかけて分布し、林の中に生える。
雪割草(ユキワリソウ)と呼ばれるものの1つである。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は10~15センチくらいである。
根際から生える葉は3つに裂け、裂片の先が尖る。
近縁種の洲浜草(スハマソウ)の場合は、裂片の先が丸くなっている。
開花時期は3~4月である。
茎先に花径10~20ミリくらいの花をつける。
花弁のように見えるのは萼片である。
花の色は白が基本だが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
俳句の季語は春である。
属名の Hepatica はラテン語の「hepaticus(肝臓)」からきている。葉の形から名づけられたものである。
種小名の nobile は「気品のある」という意味である。
変種名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Hepatica nobilis var. japonica
★鉢の上鎮座まします三角草
我も我もと腕を競いて

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
木立矢筈葛(コダチヤハズカズラ)はキツネノマゴ科ヤハズカズラ属の蔓性常緑低木である。
原産地は西アフリカである。
別名を金魚木(キンギョボク)という。
白花金魚木(シロバナキンギョボク)はその園芸品種である。
特徴は花の色が白いことである。
樹高は1~2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の柄は短く、先は尖る。
葉は明るい緑色をしており、わずかに3つに裂ける。
開花時期は1~6月だが、周年性がある。
葉の脇に白い筒状花を1つずつつける。
花冠の先が5つに裂けて、横に開く。
花の真ん中は濃い黄色で、筒の部分は白い。
花のつけ根には2枚の大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Thunbergia はスウェーデンの植物学者「ツンベルク(C. P. Thunberg)さん」の名からきている。
種小名の erecta は「直立した」という意味である。
品種名の Alba は「白い」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Thunbergia erecta 'Alba'
★派手やかな色彩抜けて真っ白な
金魚木また南国の花

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
カウンター
カレンダー
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)