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植物図鑑ブログ

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桜玄海躑躅(サクラゲンカイツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
玄海躑躅(ゲンカイツツジ)と桜躑躅(サクラツツジ)との自然交雑種である。
いずれも九州などに分布する。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月である。
花冠は幅の広い漏斗状で、皿のように横に広がって5つに裂ける。
花の色は玄海躑躅(ゲンカイツツジ)よりもピンクが濃い。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronulatum は「微凸頭に多少近い」という意味である。
種小名の tashiroi は採集家「田代善太郎さんの」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Rhododendron mucronulatum x tashiroi


★鮮やかなピンクの色が目を奪う
 自然の不思議ここにも一つ




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小繁縷(コハコベ)

小繁縷(コハコベ)はナデシコ科ハコベ属の越年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、道端や野原に普通に生える。
海外では、寒帯から熱帯にかけて広く分布する。
草丈は10~20センチくらいである。
緑繁縷(ミドリハコベ)と似ているが、緑繁縷(ミドリハコベ)は茎の色が緑色なのに対して、小繁縷(コハコベ)のほうはやや紫色を帯びる。
また、雄しべの数が異なる。
小繁縷(コハコベ)は1~7本だが、緑繁縷(ミドリハコベ)は5~10本である。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には毛が多い。
開花時期は3~9月である。
花の色は白い。
花弁は5枚だが、つけ根の近くで2つに裂けるので10枚あるように見える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
春の七草の「繁縷」は本種をさす。
俳句では「繁縷」が春の季語である。
属名の Stellaria はラテン語の「stella(星)」にちなむ。花の形が星形をしていることから名づけられた。
種小名の media は「中間の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Stellaria media


★点々と白い小さな花びらが
 春を知らせるのどかな姿


小繁縷(コハコベ)

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ナルキッスス・スペルバインダー

ナルキッスス・スペルバインダー(Spellbinder)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
ヨーロッパで改良された園芸品種の1つである。
国際的な分類では喇叭水仙(ラッパズイセン)の1つとされる。
喇叭水仙(ラッパズイセン)というのは、イギリス王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の定義では、1茎1花で、副冠の長さが花被片と同じか花被片よりも長いもののことである。
本種が作出されたのは第二次世界大戦の最中(1944年)である。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3~4月である。
花被片の色は淡い黄色で、副花冠は初めは黄色くやがて白くなる。
そのため「逆色水仙」といわれている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
品種名の Spellbinder は「雄弁家」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Narcissus 'Spellbinder'


★我こそは喇叭なりきと自慢げで
 鼻が長いぞスペルバインダー


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エリカ・レギア

エリカ・レギアはツツジ科エリカ属の常緑小低木である。
原産地は南アフリカである。
英名をロイヤルヒース(royal heath)という。
樹高は50~100センチくらいである。
よく枝分かれをし、枝は直立する。
葉は線状で、先端が尖っている。
開花時期は3~4月である。
筒状の花が先端付近の葉の脇にたくさんつく。
花冠の長さは15ミリくらいである。
花の色は赤が中心だが、白いものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Erica はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛が生える種類の多いことから名づけられた。
種小名の regia は「王の」という意味である。
写真は4月に箱根町立芦之湯フラワーセンターで撮った。
学名:Erica regia


★燃えるよなピンクの花が美しい
 威厳備えたロイヤルヒース


エリカ・レギア

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隼人三葉躑躅(ハヤトミツバツツジ)

隼人三葉躑躅(ハヤトミツバツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
鹿児島県に分布し、低山の岩場に生える。
そのため現地では「岩躑躅」と呼ぶ。
環境省のレッドデータブック(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
樹高は1~3メートルである。
葉は菱形状の卵形で先が尖り、枝先に3枚を輪生させる。
葉の質は分厚く、艶がある。
開花時期は3~4月である。
ミツバツツジの仲間では一番早く花を咲かせる。
葉の展開に先立って、枝先に1~3輪の花をつける。
花の色は濃い紅紫色である。
花冠の筒部は3~4センチの漏斗形で、先が5つに深く裂けて平らに開く。
雄しべは10本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の dilatatum は「拡大した」という意味である。
変種名の satsumense は「薩摩(鹿児島県)の」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron dilatatum var. satsumense


★もう春だ薩摩隼人の血が騒ぐ
 一番咲きはこの手で掴め


隼人三葉躑躅(ハヤトミツバツツジ)

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