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植物図鑑ブログ

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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
紅鶴(ベニヅル)はその栽培品種の1つである。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は2月から3月である。
比較的早咲きの品種である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
緋梅系・緋梅性の紅色をした一重咲きの大輪(30から40ミリ)である。
花弁が反り返る傾向がある。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus mume 'Benizuru'


★大輪の羽ばたくごとき紅鶴が
 雄姿伝える春の足音




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奄美馬酔木(アマミアセビ)はツツジ科アセビ属の常緑低木である。
奄美大島の固有種である。
従来は琉球馬酔木(リュウキュウアセビ)と同一と考えられていた。
葉の形や花の大きさが異なることから2010年に新種として発表された。
環境省のレッドリスト(2007)では、琉球馬酔木(リュウキュウアセビ)として「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
もともと個体数が少ない上に園芸目的の採取によって自生地では絶滅寸前である。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互生(互い違いに生える)。
葉の先は尖り、縁には先のほうに浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は2月から4月くらいである。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、壺形の白い小さな花をたくさんつける。
花冠の先は浅く5つに裂ける。
雄しべは10本である。
花の後にできる実は扁球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上向きにつく。
属名の Pieris はギリシャ神話の詩の女神ミューズが住んでいたマケドニアの地名「ピエリス(Pieris)」 からきている。
種小名の amamiohsimensis は「奄美大島の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Pieris amamioshimensis


★新しい流れもここならつかめるね
 護る努力に拍手送りつ




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マグノリア・バルカンはモクレン科モクレン属の落葉高木である。
1990年にニュージーランドで作出された園芸品種である。
木蓮(モクレン)と白木蓮(ハクモクレン)を交雑させたものをマグノリア・スーランジアナというが、その仲間の1つである。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月である。
紅色の大輪の品種で、セミダブルの花の形が美しい。
花は白木蓮(ハクモクレン)の形質を受け継いで丸みを帯びており、キャンベリータイプと呼ばれる。
花はよい香りがする。
属名の Magnolia はフランスの植物学者「マニョルさん(P. Magnol)」の名にちなむ。
種小名の soulangiana はフランスの園芸家「スーランジュ-ボダン(E. Soulange-Bodin)さん」の名からきている。
品種名の Vulcan はローマ神話に登場するウルカヌス(火と鍛冶の神)の英語名バルカンからきている。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
Magnolia x soulangiana 'Vulcan'


★バルカンは味わい深い色をして
 形もいいよ香りもいいよ




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マグノリア・スーランジアナはモクレン科モクレン属の落葉高木である。
木蓮(モクレン)と白木蓮(ハクモクレン)の交雑種である。
二色木蓮(ニシキモクレン)や更紗木蓮(サラサモクレン)など多くの園芸品種がある。
19世紀のヨーロッパで盛んに交雑が行われ、様々な園芸品種が生まれた。
樹高は6~10メートルくらいである。
葉は広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花びらは9枚あるように見えるが、花弁6枚と萼片3枚よりなる。
雄しべと雌しべはたくさんあり、螺旋状につく。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
花びらの外側が紫色で、内側が白い。
属名の Magnolia はフランスの植物学者「マニョルさん(P. Magnol)」の名にちなむ。
種小名の soulangiana はフランスの園芸家「スーランジューボダン(E. Soulange-Bodin)さん」の名からきている。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
園芸品種名は明記されていなかった。
学名:Magnolia x soulangiana


★花びらの裏と表で色を変え
 咲く木蓮に思いも揺れて




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ニュージュネーブジャイアントはケシ科ケシ属の多年草である。
園芸上は一年草として扱われる。
アイスランドポピー(Iceland poppy)を交配親とする園芸品種である。
草丈は40~60センチくらいである。
立ち性である。
根際から生える葉は羽状に深く裂ける。
開花時期は3~4月である。
花径は8センチ以上ある大輪である。
花の色は黄色やオレンジ色などの中間色が多く、豊富である。
花びら(花弁)は4枚で、1対が他の1対より大きい。
切り花にも向いている。
属名の Papaver はラテン語の「papa(幼児に与える粥)」からきている。ケシの乳汁に催眠作用があるため、粥に混ぜて子どもを寝かせたという。
種小名の nudicaule は「裸の茎を持った」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Papaver nudicaule cv.


★心地よい春一番に揺れながら
 花咲くポピーのどかな景色






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