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匂い莢迷(ニオイガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
「迷」の字は正しくはクサカンムリがつくのだが仮に用いた。
ガマズミ属は世界に150種くらいが分布する。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
本種の原産地はヨーロッパである。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
葉の展開した後に花を咲かせる。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花冠の筒部は短く、先で大きく5つに裂ける。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の farreri はイギリス人の植物収集家「ファーラー(Reginald John Farrer, 1880-1920) さんの」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Viburnum farreri(syn. Viburnum fragrans)
★ふくよかな香りにつられ近づけば
白が眩しい匂い莢迷

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