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梨(ナシ)はバラ科ナシ属(ピルス属)の落葉高木である。
ピルス属は北半球の温帯を中心に10数種が分布する。
日本にも山梨(ヤマナシ)などが分布し、属名の和名をナシ属という。
梨(ナシ)の原産地は中国である。
日本へは古い時代に渡来した。
別名を和梨(ワナシ)、日本梨(ニホンナシ)という。
北海道から九州にかけてさまざまな品種が栽培されている。
新高(ニイタカ)もそうした栽培品種の1つである。
新潟県産の天の川(アマノガワ)と高知県産の今村秋(イマムラアキ)を交配させて作られた品種で、昭和2年に命名された。
名の由来は、産地新潟の「新」と産地高知の「高」を組み合わせたものである。
赤梨系の大形晩生種で果汁が多く、歯応えのある食感で甘い。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
ただし、栽培時には剪定されるので3メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には芒状(先が針のような)のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月である。
葉の展開と同時に白い5弁花をつける。
花径は2センチから3センチくらいである。
花の後にできる実はナシ状果で、黄褐色に熟する。
結実時期は10月から11月くらいである。
果実は大きく500グラムから1000グラムくらいある。
属名の Pyrus はラテン語でナシの木の古典名である。
種小名の pyrifolia は「ナシ属のような葉の」という意味である。
変種名の culta は「栽培の」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Pyrus pyrifolia var. culta 'Niitaka'
★新高の甘い香りを思いつつ
春の花見る実るといいね

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