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- 2013.04.08 エリカ・コロランス
- 2013.04.07 プリムラ・ジュリアエ
- 2013.04.06 ヒマラヤ石楠花(ヒマラヤシャクナゲ)
- 2013.04.05 イオノプシディウム・アカウレ
- 2013.04.04 ステイロディスクス・タゲテス
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エリカ・コロランスはツツジ科エリカ属の常緑小低木である。
原産地は南アフリカである。
樹高は20~100センチくらいである。
葉は杉の葉のように細い針状で、密に生える。
開花時期は4~5月と9~12月である。
枝先や葉の脇に長さ2センチくらいの筒状の花をたくさんつける。
花径は5ミリくらいで、花冠の先は浅く4つに裂ける。
花の色は初めは白く、時間とともにピンクを帯びて最後は暗い赤になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Erica はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛が生える種類の多いことから名づけられた。
種小名の colorans は「着色する」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った園芸品種のホワイトデライト(White Delight)である。
デライトには歓喜の意味がある。
学名:Erica colorans
★少しずつピンクを帯びる変わり花
ホワイトデライト優しい姿

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プリムラ・ジュリアエはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
種小名の読み方は「ジュリエ」や「ユリアエ」とするものもある。
原産地はコーカサス地方や西アジアである。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形である。
葉には皺があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
花の色は紅紫色である。
花冠は5枚に分かれ真ん中は黄色く、裂片の先は2つに割れている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
園芸品種のプリムラ・ジュリアン(Primula x juliana)は本種とプリムラ・ポリアンタ(Primula x polyantha)を交配させて日本で生まれた品種である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」の縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の juliae は発見者であるポーランド人「ジュリア(Julia Mloskossjewicz)さんの」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primula juliae
★見るからに小振りの花は野性的
これが原種と示すが如く

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ヒマラヤ石楠花(ヒマラヤシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑高木である。
学名のロードデンドロン・アルボレウムで表示するものもある。
中国、ミャンマー、タイ、ヒマラヤ、インド、スリランカなどに分布し、高山に生える。
樹高は3~12メートルくらいである。
成長したものでは30メートルに達するものもあって幹も太い。
葉は長い楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
開花時期は2~5月である。
花径は10~20センチくらいある。
花の色は、赤、ピンク、白のものがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ネパールではラリーグラスと呼び、「ネパール国花」とされている。
ラリーグラスのラリーは「赤」という意味で、国花とされるのは赤い花である。
19世紀にヨーロッパへ持ち込まれ、様々な園芸品種の交配親となっている。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の arboreum は「樹木の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron arboreum
★鮮やかな赤が眩しく花広げ
ヒマラヤの山燃えるがごとく

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イオノプシディウム・アカウレはアブラナ科イオノプシディウム属の一年草である。
属名の読み方は「イオノプシジウム」や「イオノプシジューム」とするものもある。
原産地はポルトガルである。
背丈は低く、5~20センチくらいである。
カーペット状に広がる。
根際から生える葉は心形で、長い柄がある。
開花時期は3~6月くらいである。
淡い紫色の小さな4弁花をつける。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
英名はバイオレットクレス(violet cress)である。
クレスというのはクレソン(cresson)のことである。
ダイアモンドフラワー(diamond flower)の別名もある。
属名の Ionopsidium はギリシャ語の「ion(スミレ)+opsis(似ている)」からきている。
種小名の acaule は「いい香りの」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ionopsidium acaule
★うっすらと紫色の火を灯し
春の訪れ伝えるように
☆草原を覆い尽くせばキラキラと
ダイヤモンドの花の輝き

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ステイロディスクス・タゲテスはキク科ステイロディスクス属の一年草である。
ステイロディスクス属は南アフリカに5種くらいが分布する。
属名の読み方は「ステイロディスカス」とするものもある。
近縁種にマーガレットコスモスがある。
本種の原産地も南アフリカである。
属名のステイロディスカスや園芸品種名のゴールドラッシュの名で流通している。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は細かく裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は2月から6月くらいである。
花径2センチくらいの鮮やかな黄色の花(頭花)をつける。
筒状花も舌状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Steirodiscus の由来はまだ解明できていない。
種小名の tagetes は「センジュギク属(Tagetes)の」という意味である。ギリシャ神話に登場する女神「タゲース(Tages)」に由来する。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Steirodiscus tagetes
★寒さにもめげず華麗に花咲かす
ついた名前はゴールドラッシュ

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